前回は、組織内の不満を前進への第一歩とするためにどうすればよいか?について
「成果」を求めるだけでなく、仕事を通して「成長・学習すること」にも意識を向けていく、ということをご紹介しました。
仕事をする上で、もう一つ意識しておくとよいことがあります。
『インナーワーク』の著者、ティモシー・ガルウェイは仕事の3要素として
「 成果 = Performance」
「 学習 = Learning」
に加えて
「歓び=Enjoyment」 をあげています。
成果・学習の副産物として「歓び」を伴うことも多々ありますが、
あくまでも「歓び」は独立した要素として取り上げられています。
つまり、成し遂げた結果やスキルアップすることに伴う歓びだけではなく、
「歓び」自体を仕事の中に見出すことができるのです。
例えば以下の状況です。
組織全体が共通の目的に向かっている一体感がある
組織・社会への貢献 を感じている
診察を通してたくさんの人々・人生と触れることができる
同僚といい関係を保っている
このような時、「歓び」や「仕事の楽しさ」を体験することがあるのではないでしょうか。
(言葉に違和感があるようなら「仕事中に味わいたい感情」に置き換えてみることを
ガルウェイは勧めています)
さらに、「人は仕事に楽しさを見出す可能性を自ら潰している」とも述べています。
むしろ私たちは、「楽しまないように」仕事をしていることさえあります。
成果が出せずイライラしたり、他人の行動に腹を立てたり・・・・・・
つい「いやな」感情をもたらす事象の方に気をとられてしまいます。
でも実際は、「仕事でどういう感情を味わいたいのか」の選択権は自分自身にあるのです。
どうせだったら歓びが多い方がいいと思いませんか?
*ついでに
仕事の歓びを意識する方法としてガルウェイは次のように述べています。
「もっと明るくとか、プラス思考で、など強引なやり方で気分を変えようとする前に、
まず自分の知覚力(意識)に、感じ取るチャンスを与えてはどうだろうか。
感じること自体に、じつは自然治癒力(自修作用)が含まれていることに驚くはずだ」
つまり、もっと楽しく・ポジティブに!!などと無理に思うのではなく、
批判や過大評価をするのでもなく、「今、自分がどう感じているか」を正直に感じ取るように努めるのです。
「Don't think、feel !!」(ブルース・リー『燃えよ、ドラゴン』)
こうすることで、こころの中のおしゃべりが止み集中力を高めることができます。
=本の紹介=
新インナーゲームには集中力を高める方法が紹介されています。
集中力のメカニズム について詳しく知りたい方はぜひ一読を!
![]() | 新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学 W.ティモシー ガルウェイ W.Timothy Gallway 後藤 新弥 日刊スポーツ出版社 2000-06 売り上げランキング : 3958 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く