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日曜に撮ったCTを見返していたら、巨大な後腹膜血腫が。カルテをチェックしたら患者さんは救急初診でお亡くなりに。でもなぜか主治医たちは大きなすい臓の腫瘍だと思い込んでおり、患者家族にもそう話した模様。今晩あたり病理解剖しているはずだけれど…。(病理医が大学からくるので、開始までに時間がかかる。よくご遺族はOKしてくださると、感謝。)
で、週末に読んだ本は「ムーミン谷の仲間たち」短編集ですが、ずいぶん大人向けの筋です。

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資本主義を語る 岩井克人 ちくま学芸文庫
前半は経済学なんかまったく学んだことのない私にも興味深く読める内容でしたが、柄谷行人との対談は全く理解不能でした。網野善彦との対談は面白い。ついでにアマゾンで網野善彦の本を注文してしまいました。
最後の水村美苗との対談は笑えます。アメリカの大学でのサバイバル方法とか。
この著者、中学の時の担任が私と同じなんですよね(ちょうど3クール上らしい)。当時から大変な秀才だったらしいです。

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超・格差社会アメリカの真実 小林由美 文春文庫
単行本のころから気になっていた本なのですが、最近著者が同窓だということを発見。買ってみました。読みごたえあります。ただ、文庫版だと図表が小さくて非常に見づらいのが残念。
アメリカにはその歴史から本質的に格差社会になる傾向があること、産業が一次、二次産業から投資中心になって、もともと資産のある人がさらに得をする構造になっていることが豊富な資料をもとに語られます。そして、国の力である基礎教育がくずれかけており、そのお金のかかる基礎教育を外国で受けてきた人たちが移民として新しい成功をおさめる傾向にあることなど。
「格差社会」は具体的な例をあげて感情的に語られやすい主題ですが、この本はなかなか迫力があります。文庫版では最後にリーマンショック後のアメリカと、筆者の日本への提言が付けられています。「外国に住んで日本を見ている」ということが筆者にこの本を書かせた原動力なのだ、ということがよくわかります。

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私小説from left to right 水村美苗 ちくま文庫
キャッチフレーズが「日本語が滅びるとき」はこれを読まなくてはわからない。うーん。12歳で両親に連れられて姉と渡米した女性の20年後にアメリカの大学院にいて、やはりアメリカにいる姉と長電話する、という話。それだけ書くと退屈そうですが面白かった。
「ちょっとだけアメリカにいて帰る駐在員家族。」「MBAやlow schoolをでたあとちょっとだけアメリカにいて帰る日本人学生。」というステレオタイプが出来上がる前の、そしてドルが360円だったころの渡米。そこで感じる人種や文化的違和感、そして日米に対する感情が両親とも異なっていく。
ジュンパ・ラヒリとかエイミー・タンとかとも通じるものがあると思います。
何でfrom left to rightとなっているかと言うと、会話文にかなり英語が挟まるので、横書きになっているから。
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米国在住の下村脩というひとがノーベル化学賞受賞と。素晴らしいなー、と思いつつ新聞を読む。クラゲをたくさん家族総出で採って研究に役立てた、と言うくだりを読んで「!?」。
昔読んだ日系人コンピューターの天才(実際は物理学者らしいが)の話に「お父さんは日本から米国に研究しに来た学者で、家族総出で研究のためのクラゲ採取に駆り出された。」という話があった。確か苗字は下村と言ったような・・・・
ネットで調べてみるとやはり親子。本日の小さな発見でした。
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本日は妹とトルコ料理http://r.gnavi.co.jp/p421300/。
うーん、世界三大料理というには特徴がぼけている(日本のトルコ料理だからか?)まあ、こじんまりして良い店です。本日は他には日本語の達者な英語をしゃべるカップルのみ(イスラエルかな?あるいはどこかの国の米国二世)。
妹「そういえば私のボストンのアパートの近くにあった半地下のトルコ料理屋に行ったことあったよね。」私「あれって、トルコ料理だったけ?アジアのどこかじゃなかったっけ…。」妹「そうだったかなー。」
意外に覚えていないものです。でも、アメリカにあって美味しい料理を出す店だった。ビーコンヒルの消防署の斜め向かいの店だったような。いまでもあるかな。
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