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膝MRI 第2版 新津守 医学書院
本日90ページまで読む。まえがきに「ビューアーに膝の写真が現れると鼓動が高まる」とある。確かに膝が好きなんですねー。第1版よりもやや厚くなったが、非常に理解しやすくなった印象。
夜は聖路加で開かれたchest imaging forumへ。お題は空洞性病変。大動脈炎を閉鎖型解離と誤診したところから始まる物語、素人(非放射線科)の画像診断は怖い。アスペルギルスの奥深さを感じた日でもありました。
CTの定期点検で暇なはずが、昔のやら外の施設のやらのフィルムのコンサルトが多く、結構忙しい。
夕方は定例の研修医抄読会。胸水の章終り。major fissureの葉間胸水の像を知らない指導医が結構いるのに驚く。
夕方には設立母体から人が来て、経営会議。院長以外の診療側出席者(副院長と院長補佐、看護部長)は全く興味が無いので皆寝そうになる。そのあと宴会。
Breast ImagingのProbably Benign Findingsの章を読み終わる。
地区の読影委員会に参加することになっているので、胃X線診断のbrush upをと思い、本を一冊買った(胃癌X線読影法 中村信美)のだが、いまひとつなので、手持ちの画像診断を読む
特集消化管の癌の深達度診断 胃 浜田勉 画像診断 vol 17 (11) 1140-1147
私も基本的に胃のX線診断には興味も関心も無いのだが、そもそも近隣にバリウムをやる放射線科や消化器科の医者が私より若い年代に全くいない。隣の大学病院の人も移動でいなくなっちゃう。というわけで、秋から駆り出されるらしい。やれやれ。
市川平三郎の名著でも読み返しましょうか。
珍しくCTの件数が多く、急性疾患のコンサルトが多く、忙しい一日。
本日はBreast Imagingの良性疾患の章を終わらせ、ほぼ良性と思われる疾患の章へ。この章が終わったら、また別の本に浮気しょうか。
その後DPC分析ソフトのEVEの説明会へ。いろいろな病院のデータを集めていてベンチマークとしては使えそうだが、これを使って院内の医者にはっぱをかけるのはどう考えても事務には無理。ということで、院長に使い方を覚えてもらうことにする。
そのあとは診療録管理委員会(会議ばっかり)。DPCで悪性腫瘍のステージングの記入が求められるのだが、それがどうも変。「初発の癌」というのはその病院で初めての癌であって、よそで手術してうちで再発というのも、「初発」と分類するのだそうな。そしてその場合はTNMを記入する。でも、原発の手術が終わっていたらTはどうするの???
ほぼ完全な小腸閉塞の男性患者。イレウスチューブを入れて数日たった本日、外科の先生がチューブから200mlほどガストログラフィンをいれて小腸造影。
2時間たって腹単を撮影してみたら、何と膀胱が造影されている。しかも、小腸のガストロより濃い。外科の先生は「粘膜から吸収されたんじゃないのですか?」と言うが、そんなバカな!しかも腎臓は造影されていない。Fistulaがあるとしても膀胱で濃縮されるとは思えないし。
まあ、明日あたりCT撮る予定だから、何かわかるかもしれないけれど。
Kopans のBreast Imagingをまた読み始める。アメリカ人が聖書のように崇めているマンモグラフィーの撮影および読影の教科書。撮影方法まで読み進んだところで、飽きちゃって放ってあった。今回は良性腫瘤から。
この人の饒舌さはユダヤ系かな、と思う。名前もDanielだし。東海岸の人だしね。
本日研修医抄読会。Chest Imagingの胸水の章の本文終わり。昨年採用の研修医より、今年採用の研修医の英語力が落ちているような気がするのは気のせいか、高校までのカリキュラムのせいか、はたまた採用時のバイアスで英語の不得手な研修医が集まってしまったせいか…。
MRIが定期点検なので、比較的ゆったりした一日。
画像診断シークレット 第2版 メディカル・サイエンス・インターナショナル 読了。最後の章は「画像診断における医療訴訟問題」だった。
知識をコンパクトにまとめて振り返るには良い本ですが、ところどころ翻訳が稚拙。専門医試験用の本だと思うのですが、若い時ににこんな細切れの知識を詰め込むには若干疑問が残ります。

本日胸部CTで、どう見てもこれはTB空洞、という陰影にぶちあたる。ふと過去の単純写真もチェックすると、もっとも最近撮影した3月の写真にすでに空洞が。なんでこれに気付かなかった?と良く見ると、ずーっと心不全・肺浮腫でフォローされていた患者で、心不全が良くなったのにすっかり安心して空洞陰影の出現に気付かなかったらしい。
うちの病院では単純写真の読影は主治医にまかされている。 もちろん主治医だってちゃんとした人なのだが、治療に介入しない全くの第三者がフィルムをチェックする意味ってやはりあるのだな、と思った一例でした。
本日は「画像診断シークレット」 の胸部写真の項、気胸まで読み進む(p604)。胸部単純写真で見落としやすい場所、というのは知っていたが、CTでもあるのか(肺門や食道奇静脈陥凹)。
見落としやすい「場所」もあるけれど、「心理状態」もあるのね、と思った本日のお仕事でした。
本日は消化器外科と消化器内科の合同カンファレンス。ESDやEMR症例も前もってここに出される(穴を開けたら外科さんよろしく…。81歳の胃のadenomaのEMR(だったかESDだったか)が予定されている。「胃のadenomaっていつ癌になるの?癌と同居している確率はどのくらい??」と質問したら「うーーむ。適応に問題があるかも…。」だって。まあ、胃だったら穿孔しないから良いけれど、入院させるとぼけるんじゃない??
本日読んだ文献は
Mesenteric Venous Thrombosis: Diagnosis and noninvasive Imaging. Bradbury et.al. RadioGraphics 2002; 527-541.
月に2回研修医にクイズ症例を提示しているのだが、今回portal vain thrombosisとそれによる小腸浮腫の症例を見せたので、関連して。
本日読んだ文献は
Normal MRI Appearance and Motion-Related Phenomena of CSF AJR 2007; 188: 716-725
脊椎の交通性クモ膜のう腫が、MRIをとりつつバルサルバをやると診断できる、と整形のDr.が主張するので、CSF space関連の文献を探している。そこで出てきたものだが、よく見かける臨床のアーチファクトの集大成だったので目的とは違っていた。そもそも正常ボランティアで何例かやってみないと。
本日は恒例の研修医抄読会。今年読んでいるのは ReedのChest Radiology Plain Film Patterns and Differential Diagnosis。用語の訳に慣れさせるのに一苦労。30分ほどかかって1ページしか進まない。