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グルメの嘘 友里征耶 新潮新書
辛口批評家友里の本。レストラン評ではなく、グルメ本、批評家一般の批判本。言っていることはそれほどずれていないけれど、この人の書いているようなことなら、小金持ちの外食好きはとうにわかっているだろうし、そうでない人には関心が無いだろうし、と、あまり売れないとみましたね。
グルメ本の読者って、読んだ後幸せになりたいから「ヨイショ」系の本が好き。そしてそこに「あなただけにお教えする」隠れ家とか、裏メニューの頼み方、とかのtipsがあったら最高。だから辛口本は売れないと思う。それに、外食好き、グルメ本好きなら、読んでいると大体それがどの程度「ヨイショ」か、どんな系統のレストランか、想像できますからね。
ミシュラントーキョーは論外の本だと思いますが、本国のフランス、あるいはパリの赤ミシュランはとても良い本です。じーっと眺めていると、たった数行の記載でどんなレストランか想像可能。グランメゾンからエスニックまで。ああいう本を作るには経費がものすごくかかるだろうと思うのですが、まあ、タイヤを売るための本ですから、採算度外視なのでしょう。

本日は一橋大学兼松講堂へヨハネ受難曲を聞きに。クラシックファンと言うわけでは無いので、寝てしまわないかと心配でしたが、とても楽しめました。特にイエスの処刑が決まる場面では集団リンチの心理をこれだけ音楽で表現できるのか、と感心してしまいました。
ソロは若干不満ののこる歌い手もいましたが、全体としては大満足。
下はコンサートのあった講堂。残りの写真はmixiでどうぞ。
本日は病院の1Fホールで音大の生徒さんがバイオリンを弾いてくれました。コンサートホールで聴くのと違い雑音も入りますが、気楽さが楽しい。コンサート苦手の私も楽しめました。
夕食は亭主と琉球料理。 琉球食堂http://www.ryu-shoku.com/
前から気になっていた店。実は沖縄の料理って美味しいのかまずいのか良くわからないのですが、海ぶどうやとうふようなどしっかりあって、亭主はご満悦。小雨降る土曜だというのに、満席でちょっと待たされました。お値段リーズナブルで、活気のある接客が人気の秘密だと思います。
知り合いのかわいこちゃん、有名エステサロンの痩身に通っているというので、後学のためにお値段を聞いたら、な、な、なんと「50万」!!!!私だったら、温泉に行くとか、旅行とかに使うけれど、エステに使えちゃうって若さだなー。
と、医局ではシワとり、増毛の話題。開業する先生に、「ボストックやって儲けろ」とか、「やっぱり増毛方面にも手を出したら」とか。そしたら、当の開業する先生は「でもー、僕、自分の髪の毛があぶないのに、増毛は営業政策上まずくないっすか?」まあ、そうだ。
ところで、その開業予定の医院、近くに薬局が無いので院内薬局でやらざるをえないそうな。「薬剤師を雇う余裕は無いし、事務のおばちゃんと僕とでやるのは安全上もんだいなんですけれどねー。こればっかりは。」「はやったら開業資金を出してあげて、薬局の誰かを引き抜いたら?」
みんな自分のことのように熱心に大風呂敷を広げた午後でした。
獄窓記 山本譲司 新潮文庫
公設秘書の給与付け替えで実刑を受けた国会議員の手記。同じようなことをやっている議員はたくさんいるだろうが、スケープゴートにされたんだな、と当時思ったものでした。(辻元清美は逃げ切っていまも国会議員だし。)本人は信念あって控訴しなかったらしいのですが、その刑務所暮らしの話。
なぜか、同じ懲役囚の世話にまわされた山本氏が見た衝撃の事実が中心。なぜ、同じ懲役囚の「世話」の係があるかと言うと、「高齢で痴呆」「目が見えない」「耳が聞こえない」「持病が重い」「精神遅滞」の懲役囚が一般刑務所にいるから。そして、その世話まで看守がやっていたのではおっつかないから。
そしてその懲役囚たちは「ここが天国。人生いままででこんなに世話をしてもらったことは無かった。出所したくない。」と。 昔見たNYタイムズの広告で、散らかりきった部屋に住むおばあさんの写真の下に「この人は86歳の一人暮らし。一日一回の給食を貰いに町に出る。犯罪者だったら、施設に収容されて面倒をみてもらっていたはず。」というものがありましたが、それと同じことが日本でも起きているのですね。

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本日採用予定の医者に「給与が安すぎる」と断られ、院長落ち込むこと甚だし。まあ、そうでしょうね。私も来た時びっくりしたもの。国公立病院はそれなりにこっそりとなんとか方策を考えているらしいけれど、いつも直球勝負のわが病院では無理でしょうね。でも、卒後8年の医者より事務係長(30代が多い)の給与がずっと多い、っていうのはなんとかしないと。
本日はカルテ管理や電算業務の女性たちとピザ屋http://www.partenope.jp/top/index.htmlへ。リーズナブルでおいしい店です。皆も楽しんでくれたのだと良いけれど。
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宝くじの売上金は4割程度が賞金になっているのだそうだが、私はせいぜい2割程度かと思っていたので「へーー、良心的じゃない」。ところが技師室では「全部還元ざれていない」と怒っている人あり。人それぞれ感じ方が違うんだと、しみじみ思う。しかし、天下り役員の報酬はいかにも多過ぎるでしょ。どうせ大して仕事無いのだろうし。最高裁長官より沢山もらっているのじゃない?県知事より高いって。県知事は激務だし、4年先にはどうなっているかわからないし。まあ、人の給料の多寡を判断するのは難しいが、それにしてもという感じはする。
ところで、私の物事にあんまり期待しない性格って昔からかもしれない。昔々国産ワインブームがあって(20年くらい前)、その時何かの事件で外国からのバルク買いのジュースや安ワインのブレンドで作っていることがばれちゃったことがあった。そのときも、「あんなにたくさん安く、日本で作れるわけ無いじゃない。」と薄々思っていたので、あんまり「裏切られた」とは思わなかったけれど。
こういう性格って社会の進歩にはやくだたないのだろうな。
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亭主の宴会土産(最近土産付き宴会が多いが、景気が回復したのか???)でいただいた、ブラマンジェ風のお菓子。パックになっていたので日持ちするだろうと、冷蔵庫から出して実家の両親へ。
あとで、「賞味期限15日だったわよー」「げっ!」よかった、あげた相手が身内で。実は母と私は味見しちゃったのだけれど。お味がいま一つだったのは賞味期限切れのせいか?
ネットで見てみたら、今はやりのイケメン料理人が売りらしい。通信販売もやっている小さな店だから、リスクは少ないのでしょうね。
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投書箱の中に同一人物からと思われる病院給食に対する不満が数通。要するに「まずい」。集団給食(しかも予算や内容に制限がきびしい)にしては、なかなかの出来だと思うのだが、美味しい家庭料理を毎日食べている人には、いきなり三食病院給食はつらいかもしれない。
それで思い出した若い友人の話。お産で入院した。それまでやっていた家事から解放され、人が作ってくれる食事はなんて美味しいんだろう(しかも有床診療所だったので、家庭的)、と思いながら頂いていたら、同じ病室の女性たちは「まずーい」「信じられない味」と言って、残すのだそうな。
「口に合わなくて残すのはしょうがないけれど、あんなに大声で文句を言うと、食べているこちらまで非難されているような気がしちゃって。」そりゃそうだ。
本人は意識していないのだろうが、常に文句言っている人っていますよね。(それが改善や向上に役立っていればよいのだろうけれど、そういう人はほとんどいない。)少なくとも食事時はそんな人とは一緒になりたくないものです。
と、思いつつ夜は再び玄関前でジンギスカン。(家の中ではさすがにできない。)で、残った炭火でアジの干物を焼いたら美味しかった。
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引っ越した先のアパートの地下に住んでいる洋ナシ型の男。」太っていて、色白。ポロシャツの胸にはボールペン染み。ズボンはポケットにいろいろ詰め込むせいで型崩れしている。甘酸っぱい体臭。常にスナック菓子とコーラを手放さない。そういう男があなたの生活にずんずん入り込んでくる…。
恐怖でしょ。
その他、短編いくつか。筆者は大人気のSFファンタジーの書き手であるらしいけれど、これは短編ホラー。

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