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2010.04.28 21:04 |  診療  |  仕事 / 職場  |  Oscar the Grouch  | 推薦数 : 0

視診・触診・聴診

私も含め放射線科の医者は病歴のちゃんと取れない医者、視診・触診・聴診がちゃんとできない医者が、どんなに画像診断を正しく語っても馬鹿にする人が多い。私の観察によればこれは米国でも一緒。だから、ハンマー一つで変性疾患を診断してしまう神経内科のベテランともなると放射線科の尊敬を一身に集めるため、入れにくい検査の予約もすぐに入っちゃったりする。

本日「○○という医者にかかったら、舐めるようにじろじろ患部を見られて、しかも触られた。あれはセクハラである!」という苦情が。苦情の主は20代女性。全員が「これは看護婦のいない所で胸かおしりを診察したな。何と迂闊な」と思ったら、患部は腕…。

「ここに腫物が」と言われたらしっかり見て、触るのは診断の基本じゃないの。確かに○○先生は風采の上がらない(若干ネトッとした感じの)中年男性ではありますが、それはひどいんじゃないの!

と、男性陣は憤慨したのですが、若い看護婦さんたちは「その気持ち、若干わからないでもないですよねー。」だって。裏切り者!

でも循環器の先生によると、若い女性はなるべく聴診しない、する必要があるときでも、脱がせない(!?!)というのは今の常識なんだそうな。「えー、学生の時、ナントカ弁のナントカという雑音(内容はすっかり忘れた)はブラジャーとらせないと聞こえないから、きちんと脱がせろ、って習ったじゃないの。」「いいんだよ、必ず脱がせるなんて評判がたったら患者減るし、女性技師にエコーやってもらったほうが儲かるしね。」

かくして医療費は高騰する。

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