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手相見じゃないのだから、診断って黙って聴診器を当てればぴたりと当たる、とかCT撮ればすべては解決、と思うほうがどうかしていると思うのだが、そういう名医の幻想を追いかけている医者が、結構いることに気づく。
で、本日他院にて結核治療歴のある人が事故で当院に偶然入院。「咳がひどい」と整形の医者がCTを撮ったら両肺一面に気管支散布性陰影が。
(CTがどうであれ)どう考えてもまず結核から考えてとりあえず隔離しておく、というのが普通だと思うのだが、「データからみてアレルギー性の肺炎と思います。まず、ステロイド投与をしましょう。」という内科の先生…。おっしゃる通りかもしれませんよ、でも、患者や周囲に色々な意味で影響の大きい疾患から考えていく、というのが普通の診断学だと思うのだけれど。
肺にmass lesionがあったら肺癌を、肺炎を見たら結核をまず考えろ、っていうのはそういう意味じゃないのかなー。「結核だ!結核だ!」と騒いでふたを開けてみたらただの細菌性肺炎だったって良いじゃないの。逆よりはずーっと。
よく「放射線診断医はホームランを狙わなくてはいけない。」と言うのですが、一般病院の臨床医に診断のホームランは狙ってほしくない。
あ、ご心配なく。とりあえず今晩患者さんは感染症扱いになりました。
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本院には常勤の放射線科医も脳外科医もいないので、
「えっ!?」と思った時は、オーバートリアージといわれても、Ns.に安静を指示してDr.呼んでしまいます。
狼少年扱いされるのが怖い今日この頃ですがね(--;)
「何でこんなことで呼ぶんだ!」ということだけは言わないよう、毎日医者を教育しております。
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