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DNAのワトソン先生大いに語る ジェームズ・D・ワトソン 日経BP社
ワトソン博士が生まれてからハーバードを去るまでの自伝。シカゴ生まれだそうですが、なるほどいかにもいかにもアメリカ人です(シカゴあたりの中西部はアメリカ人が「アメリカの典型」と考えるところです)。
各章の最後に教訓が箇条書きになっています。学部学生だったころに身に付けた習慣(人気者でなく頭のいいやつと友達になれ)とか礼儀正しい学者として必要な習慣(ゴルフには手を出すな)とかは読者の役に立つでしょうが、ノーベル賞受賞者にふさわしい習慣が、役に立つ人はあんまりいないでしょうね。
著書「二重らせん」誕生の話もあります。この中で、よく書かれていなかったロザリンド・フランクリンについては言い訳がましく触れられています。DNA発見当時から彼らがフランクリンの実験結果を不当に手に入れたのではないかと言われていたのですね。
もとの構文に忠実すぎるのか、若干読みにくい日本語なのと、人名が多くカタカナだらけになってしまうので、つらい。(まあ、人名は読み飛ばしても大勢に影響はありません。)

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