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消化器のDr.が、肺転移、大動脈周囲への浸潤のある膵がんのCTを前にして、「先生、これ、治ってますか?」「前のCTと比べるとちょこっと悪くなっているけれど、ジェムザール投与して1年、というとまあ効いているのかなー。でも治ってはいないでしょ。肺転移増えてるし。」と皆。

「いや、この人、日本一のエコーの名人という人にエコーやってもらって、『癌が消えた』、といわれたから化学療法やめる、て言いだしたんですよ。で、PETやったら、原発のとりこみがひどく弱いので…。」

画像上腫瘍の形を残して実は悪性細胞は無くなっている、という治癒の仕方はGISTなどでは見るけれどねー。でも化学療法してたら、腫瘍があってもPETの取り込みは弱くなるよ??と、皆。

「いや、この人高濃度ビタミンC点滴療法というのをやっていて、それに賭けたいというんですがーーー」「なんじゃそりゃ??」

ただのビタミンC点滴で何万もとる治療法らしい。(じゃあ、うちでもやろうか。)で、そこのクリニックに「日本一のエコーの名人」もいるんだと。

で、そういうあやしいクリニックが癌研や癌センターの周りにうじゃうじゃあって、患者さんを釣るのだと。大きな看板を出す以外に、がん専門病院の食堂や清掃の人に口コミで広めてもらう、など営業活動も活発らしい。昔の悪徳クリニックと違うところは、通常の療法を否定しないし、止めさせないというところだとか。

それを聞いていた脳外の医者が「いやー、俺たちがまじめにやっても治るわけじゃない病気の人がそういう治療に走るのは止めないけれどさ、なんでそういうクリニックに何百万も払ってうちの病院では一銭も払いたくないっていうのさ!!!」

…まったく。

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混合診療に成って、自費が取れる様に成ったら、この様な如何わしい治療法が山の様に出て来るのでしょうね。
written by 仁 / 2009.07.15 13:00

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