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私小説from left to right 水村美苗 ちくま文庫
キャッチフレーズが「日本語が滅びるとき」はこれを読まなくてはわからない。うーん。12歳で両親に連れられて姉と渡米した女性の20年後にアメリカの大学院にいて、やはりアメリカにいる姉と長電話する、という話。それだけ書くと退屈そうですが面白かった。
「ちょっとだけアメリカにいて帰る駐在員家族。」「MBAやlow schoolをでたあとちょっとだけアメリカにいて帰る日本人学生。」というステレオタイプが出来上がる前の、そしてドルが360円だったころの渡米。そこで感じる人種や文化的違和感、そして日米に対する感情が両親とも異なっていく。
ジュンパ・ラヒリとかエイミー・タンとかとも通じるものがあると思います。
何でfrom left to rightとなっているかと言うと、会話文にかなり英語が挟まるので、横書きになっているから。
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