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本日は当病院初のキャンサーボードでした。実際は拠点病院では無いのだから必要ないのですが、複数科で診ている患者がそのはざまに落ちて「誰も診ていない」状態を解消するために提案したもの。
患者はまったく家族の無い50歳代の人で、colon cancerの骨転移で来院、原発が発見された方。疼痛コントロールがうまくいっていなくて看護師の悲鳴でカンファレンスを開きました。結果的には誰が治療方針を決定をするかも決まったし、最後は患者自身を含めて検討することができて(患者がどの程度理解したかは不明だったのですが)良かったのでは無いかと。
一番の収穫は疼痛コントロールに関する薬剤師の意見を臨床医に聞いてもらえたこと。一対一だとなかなか意見が言えなくても、カンファだとゆっくり話せて良かったと、言ってもらえました。
患者は自営業で、今の経済危機。大学受診(ストロンチウム療法をやる予定。幸いなことにDPC施行以前の入院)の付き添いを探して、と言ったら「友人には迷惑をかけられません。今一日でも仕事を休んだらまずいですから。」と。しかも家族がいなくて「貯金で何とか」という人。MSWが生活保護申請を懸命に納得させていましたが、こうやってがんばる偉い人には最後を安楽にさせてあげたいですけれどねー。
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