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スペイン語学校では不況の話に。で、この学校の景気はどうなの?と、聞いたら先生「いままで景気が良いという話を一度も聞いたことが無いからねー。」という何だか頼りない話。「大体生徒も長い人が多くって、『お互い年をとったね。』なんていう人もいるから。」
あまりビジネスと関連しない言語のほうがこういうときには強いのかも。校長先生が教えに行っているのはお役所だし。
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ちびの聖者 ジョルジュ・シムノン 河出書房新社
メグレ警部で有名なシムノンのノン・メグレ物の中の最高傑作とされているそうです。半ば自伝とか。
一次大戦前にパリの貧しい家庭に生まれた主人公が成人して画家として大成功するまでの話。特に前半の少年時代が面白い。6人の子供と常に男が切れないけれど愛情深い母親の様子。台所と寝室だけのアパートで、トイレは外、夜は皆がおまるで用を足す。週に一回全員が同じたらいで沐浴する。そんな生活から何者かに突き動かされて、かつ自然に画家になる、という話です。
筋も面白いし、細部の描写も秀逸。

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