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やがて悲しき外国語 うずま猫の見つけ方 村上春樹
村上春樹がアメリカで暮らしていたときのエッセイ集2冊。ともに発売前後に読んだのですが、懐かしくなって。最初に読んだ当時は自分はNYに、妹がボストンにいたので、リアルタイムに共感できましたし、今読んでも面白い。外国生活の経験のある人にはなおさら面白いと思います。
(私はイタリアに住んでいたことは無いのですが)、イタリアでは「一歩家を出ると、それこそむささびみたいにひらひらと物欲が飛んできて背中にべったりと張り付き、『買いはなれ、買いなはれ、もっと買いなはれ』と耳元で囁いて…」。これも判る気がする。
アメリカ国内で引越し業者を頼むハラハラ、ドキドキ、これもわかるし…。
いまでも思い出すのは、「やがて悲しき外国語」のほうを読んでいたときのこと。NYの眼鏡屋でコンタクト処方の順番を待ちながらこれを読んでいたら、そばにいた子供が「お母さん、あれ何?」「あの人はね、日本語の本を読んでいるのよ。」
そのときは良く日本語だとわかるな、と思ったのですが、グラフィックとしてはユニークで認識しやすい文字ですよね。日本語でカンファレンスのときメモを取っていて「なんだそりゃ」とレジデント達に覗き込まれたもの、良い思い出です。


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