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千年の祈り イーユン・リー 新潮社
大学卒業後、理科系の研究者として米国に渡り、小説家として大成功した著者の履歴も一部うかがわせる短編小説集。古い中国と、成功の規範が米国移民とされる、新しい中国の対比。中国の倫理観をもつ親世代と、米国の習慣になじんだ子世代の違和感。そんな小説集です。
同じ中国系のAmy Tanの「The kitchen God's Wife」(和訳名も同じでしょうか)とか、インド系移民の小説であるジュンパ・ラヒリの「その名にちなんで」「停電の夜に」が楽しめた人なら、きっと楽しめます。

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PET 2007 臨床画像増刊号
PET認定医が読む本とも思えないのだけれど、認定医資格だけとってうちの施設にPETが無いので、世間様に遅れないように。
昨日「うちの患者CEAが術後どんどんあがるんだけれど、転移場所がわからない。どうしたら良い?」と外科の医者に聞かれ「PETやった?」と聞いたら血糖300だそう。「一ヶ月くらいかけて血糖コントロールしてからPETしてみたら?」と返事したら、「87歳のばあちゃんにそりゃ現実的じゃないよ。」「転移部位がわかったら治療するの?」「それが本人と患者の希望なんだよ。」
本日「あの患者さんどうすることにした?」と聞いたら、「『どうして腫瘍マーカーが上がるのかわかりません。でも、いまどこも痛く無くって、苦しくも無いのだったら、上昇の原因を発見し、治療する意味は無いと思います。』と説明をしたら、『来年がんセンターに行くので紹介状を書いてください。』と言われた。」
…がんセンターさんごめんなさい。そもそも術後腫瘍マーカーなんか測らなければ良かったのにねー。(という患者誘導は昨今いけないんでしょうね。)
ということで、この本。読みやすかったです。他科の医者に何か聞かれたときにはコピーしてあげると良いかも、といったレベル。

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