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< 近境・辺境、そして我が家のアメリカ横断 | メイン | 縁起の悪いやつ >
2007.10.23 12:37 |  診療  |  Oscar the Grouch  | 推薦数 : 0

救急車と救急外来

スポーツクラブでパーソナルトレーナーについてもらっている。元気の良いいまどきの女の子。

「昨日ね、お客さんがサウナから出て倒れちゃって、救急車呼んだんですヨー。救急車が来たときには口はきけたのだけれど、気持ちが悪くって話をしたくないって感じだったんですウー。それなのに、救急隊の人たち『どうします、病院行きます?』なんて返事を無理やりさせるんですよー。ひどいじゃないって言ったら、『連れてったあとで文句言う人もいるんで。』って言うの、ホントオー。」

「うん、いるいる、そういうの。ここから一番近い病院はKだけれど、救急が手一杯とか、いろいろな理由でほかの病院に連れて行く可能性もあるよ。NとかHとか。ときにはEには大きな救急室があるので、遠いけどEとか。で、ちょっと良くなったりすると、『何でこんな遠くに連れて来た、タクシー代出せ』『頼まないのに連れてこられたのだから治療費は払わない』とか言い出すよ。」

「ウッソー。」

「で、そういう人って病院と救急隊員に文句言うだけじゃ収まらなくって、保健所やら消防庁やら、役所やらに電話したり、応対がたいへんだから、救急隊員は現場で予防線張るわけ。」

「ヒッドーイ。」

「ついでに言うと、何で救急外来が混んでるかって言うと、普通に受診すると待つよね?救急は早く診てくれるから、わざと行くのよ。」

「え、本当の病気の人にメイワクジャン!!あたし、そんなの信じらんないー。あー、気分悪くなってきた。」

 お嬢さん、あなたのような感覚のひとがいる限り、日本は健全です。

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