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さっき救急外来を通りかかったら、初期研修医(脳外科ローテーション中)に呼び止められた。
「先生、ここ、折れてますよね。」見ると、眼窩外側壁にあまり転位の無い骨折がある。子供の交通外傷だとのこと。よく見つけました。
「先生、ここが折れても視神経や眼球から離れているから、目は大丈夫ですよね。」
「あのね、頭部外傷なのだから、それはCT撮る前にざっと自分で確かめて、今の時間だったら眼科の先生がいるのだから、対診をお願いしてね。CTに描出されない軽微な異常でも、彼らにはわかるのだから。」
「あー。それは考えつきませんでした。」
ときどきCTがすぐ取れないと火がついたように怒り出す医者がいるけれど、なんとなく原因がわかったような気がした。
その続きで、「CTが最終的に診断や治療法の決定をすることになる疾患は以外に少ないのに、若い医者はそれがわかってないね。」と技師(経験15年)に愚痴っったら「へー、そうだったんですか。」と言われてさらに驚いた。
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