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< 急患 | メイン | 子は親を選べない >
2007.04.02 16:30 |  診療  |  papa  | 推薦数 : 0

コメントの返事

 ひとつ前の記事のコメントの返事をコメントしたら1000字以内にせよというのでここにもってきました。

 

貴重なご意見、ありがとうございました。文面からだけでは詳しい事情が判りかねますので、一般論として私の考えを述べさせていただきます。
救急外来は、あなたのお父様のように「急に倒れた」ような場合に応急的に診察をするところです。病院によっても違いますが特に夜間や休日であればその場でできる検査は限られています。そこで診断、治療を完結するのは困難であり、担当医は、応急的な治療で家に返してもよいか、それともすぐ入院が必要かを判断します。応急処置で症状が改善して家に帰れる場合でも、原因診断、今後の長期的な治療方針の確立のためには、昼間の外来を受診して必要な検査を受けなければなりません。一方、入院をお勧めする場合は、このまま家に帰っても症状が再発する、あるいは生命の危険な状況であると判断された場合です。
経済的な事情、家族環境などにより入院困難なケースもあるかとは思いますが、それは行政の問題であって医師の責任ではありません。ただ、医師が入院を勧めても患者側の事情で入院できない場合はその後病状が悪化しても医師としては責任を負いませんという意味が含まれています。

お医者さんが患者さんの話を聞いてくれるかどうかについては、基本的には話を聞かなければ先に進みませんから聴いてくれるはずです。しかし救急外来などでは、時間の関係で救急で受診した症状との関連が少ないことまでは聴いていられないのかもしれません。また総合病院では、診療科目が細かく分かれていて、症状によってかかる科が違うので、複数の症状があるとあちこちにかからなければなりません。日ごろから診療所のようなところにかかりつけ医を持ち、まずかかりつけ医に相談し、解決しない時には専門医に紹介してもらうのがいいと思います。また話は聞いても答を出すにはそれなりのデータが必要ですからあらゆる疑問に即答することは不可能です。こういうことはよくあるのですが、例えば「フラフラする」と訴えても、血液検査で貧血なし、栄養状態も良好、脳CT異常なしとなると、症状はあり、なにも解決していないのですが、検査上は悪いところが見つからず、原因診断ができないということになります。このようなときに「どこも悪くありません」というと患者さんは納得しませんので、「調べた範囲内では異常が見当たりません」と説明するようにしています。しかし原因が判明しないので治療方針が立たないことには変わりありません。そしてそのような症状は自然に軽快する場合と治らない場合があり、治らない場合、多くの患者はこの病院じゃあだめだと考え、病院から病院へと渡り歩くのです。医者は万能ではありません。治らない病気、診断がつかない症状もあります。一方、医者の能力に格差があり、医師Aにはわからなくても」、医師Bにはわかることもありますし、AとBで異なる診断になることもあります。このあたりはガイドラインを作成してできるだけ標準的に診断、治療ができるようにがんばっているところですが、まだまだです。患者さん側も週刊誌やインターネットで情報を集めて自己防衛することをお勧めします。

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コメント一覧

お返事ありがとうございました。救急で運ばれたD病院はどうにもならん人が多くつとめている病院だったと今でも思います。受付事務所に救急車が来る。との連絡のような電話がかかってきた後の看護士さん「こんな近くの人ならば家族の人がつれてきたほうが早いじゃん。」と笑っていたんです。ありえない。それに応急処置のみで詳しく分からないならば、翌日にでも外来で来るように指示するのが普通じゃないかしらと私は思うのです。 別の病院では耳鳴りや手足の痺れを訴えれば「あ、それは耳鼻科、しびれは神経内。。。」私もあきれました。でも食べれない状態の父は172センチの身長なのに57キロにまで体重が落ちて栄養失調で死んでしまうのではないかと不安で「食事方法だけでも教えてください。」と。そこの病院の先生は「じゃぁ、点滴しておきましょう。」って。愕然としました。私が聞いたのはそういうことじゃない。 この二つの病院は私は意地でもいかない。こういう場合は自己責任というのは最もですね。どのみち病を真剣に診てもらえなければ心をも足蹴にされるなんて耐えられない。脳外の有名な先生で旭川赤十字病院にいらっしゃる方が見えたと思います。以前テレビでおっしゃって見えた言葉が健康で見ていた私もうれしかった。「この患者さん、よその病院ではあと何ヶ月って言われてた。傷つけて触ると死に至る動脈の近くに腫瘍があって前のお医者さんの技術では手に負えなかったんでしょう。そうやってなくなっていく方が多いのは残念です。切ればいいんでしょ、とっちゃえば。そうしたらこの人は間違いなく助かる。まだ年端もいかない子供さんがいるのに、この子達のためにもやらなきゃ。」そうやって家族のこととかも気にかけながら診てくださる先生がいることが本当に素晴らしいと思ったし、たとえ待ち時間が多くても受診して入院するならば旭川だって行く。それが診てもらう側の心理です。こんなに真剣に取り組んでくださる先生ならば命をもし落とすことになっても本望です。 今回のことで本当にたくさんのことを勉強し患者としての義務も分かりました。ありがとうございます。嫁にでたみ、一人暮らしをさせていて本当に心残りなのですが時々きちんとのぞきに行かなくては。自分も反省しました。核家族化が完成した現代で行政ももう少し対応をしてくれると良いですね。少子化対策なんて夢物語です。
written by かおぴく / 2007.04.05 23:25
ひとつの見方ですが、
救急車は、とりあえずすぐに引き受けてくれる病院に搬送します。評判が悪く、患者さんがあまり来ない病院の中には、救急車を積極的に受けて、患者数を増やそうとしているところもあります。
反対に、すごく評判のいい病院は、苦労しなくても患者が押し寄せてきますから、面倒な患者をわざわざ受けなくても「おいしい患者さん」だけでやっていけるということもあるかもしれません(そういう病院が評判がいいというのは、少し矛盾を感じるかもしれませんが)。
接客態度は病院においても重要ですが、必ずしも医者の能力とは一致しないこともあります。腕は良くても態度は冷たい医者もいますし、すごく優しく話を聞いてくれても腕はいまひとつという医者もいるでしょう。
両方とも◎なドクターとめぐり合えればベストですが、これは救急車ではなかなかめぐり合える確率が低いと思いますので、ご自身で調べて、通常の診療時間に受診してみるのがよいと思います。
written by papa / 2007.04.06 12:06
続くときは続きます。今日はもう頭がくちゃくちゃです。が、私ががんばらないと。実家の父の今回の病院沙汰で自分を強くしないと、と前を見たと思ったら義理の父が肺に水がたまったとかで入院をしました。
 末期に近い肺がんだそうです。主人もがんばってこらえていますが一人息子。お母さんにもどうやって言おうか悩んでいます。でもがんばらなくては。
 末期に近くて肺の大きさが小さくなっているので治療もできないそうです。やっぱり助からないのですよね。せめて苦しみを伴わず、最期を迎えられないか望みます。
 では。
written by かおぴく / 2007.04.06 23:24
大変、お気の毒です。肺癌で悪性胸水と診断された場合、基本的に手術適応はないと考えられています。体力があれば化学療法ですが、抗がん剤には様々な副作用があり、しかも完治を目指すものではありませんので、ある程度辛い治療であることを覚悟しなければなりません。もうひとつの選択肢はbest supportive careであり、こちらは癌に対する治療は行わず、疼痛や精神的な苦痛に対する治療を行うものです。緩和ケア治療とも言われています。ただ、原則として本人に病名を告知することになっています。嘘をつきながら緩和ケア治療をすることは、経過中に患者さんの中で様々な矛盾が生じ、医療不信に陥ってしまうからです。

今のところ、癌は早期発見、早期治療しか助かる方法がありません。40才以上の方は、年に1回は健康診断(余裕があれば人間ドッグ)を受けて、病気の早期発見に努めることが大切です。
written by papa / 2007.04.09 13:26

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