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めまい、高血圧、糖尿病の患者さんです。非常に神経質で、まあ不安神経症といっていいでしょう。
入院中、病院の指導で毎食前の血糖値をテルモのメディセーフミニで自己測定しています。退院にあたり、家で血糖測定を続けたいと言い出しました。
この患者さんの治療は、1600カロリーの食事療法と、アマリール、グルコバイ。経口糖尿病薬だけでインスリンは使っていません。
インスリン自己注射で治療する場合、病院はインスリン自己注射指導管理料と血糖自己測定指導加算を保険請求でき、患者は病院から血糖自己測定器を貸与され、針、チップ、センサーを受け取ることが出来ます。
一方、食事療法や経口糖尿病薬のみで治療している場合、保険診療で血糖自己測定を行うことはできず、患者が希望する場合、全額自己負担となります。
「自費でいいからメディセーフミニを買いたい」
ところが、病院としてはメディセーフミニを患者に販売できないというのです。インスリン治療中の患者のために購入している業者を聞き、業者から患者に直接売ってくれないかと申し入れるもこれもできないということです。結局、この業者が取引している病院近くの院外調剤薬局に、商品を卸して、患者がその薬局まで買いに行くことで決着しました。調剤薬局でも医療機器を売るには許可が必要で、どの薬局でもいいというわけではないそうです。
ああ疲れた。
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http://item.rakuten.co.jp/hourenso/a230-01/
診療所でも基本的には同じです。
インシュリン治療を受けていると、指導料を保険請求して、患者さんには器具を渡す。
インシュリン治療を受けていないと、指導料は算定できないかわりに、血糖自己測定を希望する患者は自費で器具を買うというわけです。
自費で血糖自己測定器を買うことは自由のようですが、売る側には許可がいるようです。
血糖自己測定器は、2005年4月から高度管理医療機器となり、販売する業者となるには知事の許可が必要です。費用と手間がかかりますから、インターネット通販でもきちんと許可をとっているところは少ないようです。
インスリンで治療していない患者さんで、血糖自己測定を希望されるケースは少ないのでしょうか?
機器が正しく作動するかどうかは、国がしっかり監督する必要があると思いますが、販売は、厳しく規制する意味はないと思いますが…
インスリンで治療していない患者さんに、うちの薬局では月10台以上販売しています。インスリンを注射しておられる方でも、借りるのは嫌だからとか、てのひらで採血できる機器が良いからとかとお買い求めになる場合が月1台はあります。大学病院の門前薬局でもほとんど売れていないそうですから、ありがたいことです。
インスリン治療中の場合、例えば血糖値が実際より高く表示されたりすると必要以上にインスリンを注射してしまい低血糖発作をおこすといった事故が起こり得るので、機器の精度管理はしっかりしなければいけないのですね。
いま流行の、メタボリックシンドロームもそうですが、今後、血糖を自分で測定したいというニーズは高まっていくかもしれません。
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