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2007.05.22 03:58 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

女の闘い

晩酌も進みほろ酔いのいい気分の所に掛かりつけのK子さんから鋏で指が傷ついたので診てくれとの連絡が入った。日曜の夜に人騒がせな事だと思いながらすぐ来るように返事した。暫くしてK子さんと私のクリニックは初めてのS子さんと2人連れだってやって来た。両人とも右手をタオルでまいている。まだ興奮しているのか血圧も高い。ベッドに寝かせ落ち着かせ夫々の血だらけのタオルを解きながら事情を聞いた。どうも2人で1本の裁ちばさみを取り合い傷つけたらしい。K子さんは最近離婚してすぐに別の男性と結婚した。所が前夫が離婚後もK子さんの解約して無い携帯電話を使い続けているので使わないように交渉をする為に夜であったが前夫の家に行った。それより前にS子さんが家の中に上がりこんで居たので慌てた前夫がS子さんを押入れの中に隠れさせた。それを見てK子が逆上し、たまたまそこにあった鋏をとって前夫に襲い掛かった。そこでS子さんが中に入ってK子さんと揉み合い共に怪我をしたとの事。冷静に考えるとすでに離婚しているのだから何も逆上する事もないと思うが、突然の状況がお互いの心を以前の生活場面に引き戻したのだろう。それともまだ心の隅に未練が残っていたのだろうか、S子さんこそ迷惑な事である。女二人診療所に歩いて来る道すがら2人はすっかり意気投合し旧来の友人のような関係になっていた。前夫の影は何処にもなかった。S子さんは以前このグロブに写真入りで紹介した刺青入りの女性である。刺青の絵の中に前夫の名前が彫ってありそれを私に消してくれ頼んでいるが私にはその技術を持たないと断り続けている。うっかり引き受けると酷いとばっちりが待っていそうで怖い。
http://urojinde.at.webry.info/200606/article_8.html
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 92歳になる元校長先生が自分史を出版されて私にも本を下さった。お洒落な装丁の本を開いて見てびっくりした。はしがきに去年の夏、私のブログの記事がそっくりそのまま2ページに渡って載せて呉れてある。これまでに多くの素晴らしい随筆を書かれており最近はNHKテレビの全国放送で3回取り上げられた書き上手である。そんな方の著書巻頭に私の未熟な文章を載せて頂き勿体無く気恥ずかしい思いで一杯となった。前半は生い立ちに始まり教師になって生徒と教師の関係であった奥様との出会いそして結婚に至るまでの経緯と結婚後すぐに応召を受け満州に出征された時の苦労話など波乱万丈の来し方が生き生きとした文章でつづられている。真っ正直で熱血漢の先生の世界に引き込まれてしまう。後半は指宿で夫婦2人で余生を過ごす中でのかかりつけ医の私との関りの中で起きた諸々の話、特に奥さんが脳出血で倒れられた後の看病とそれに続く老々介護のつらさと苦労を夫婦愛、人間愛に昇華させた日々のけなげな姿が綴られて奥さんとの相聞歌も挿入されている。そして思いもよらぬ厄災を乗り越えて若返ったような素晴らしい文章を走らせている。かかりつけ医の私とは御夫婦の命の瀬戸際でいつも繋がっていた信頼が生み出す「運命の糸」。それがこの素晴らしい本の表題である。私は医師としてこの上ない幸せを味わっています。胸の高鳴りさえ覚えます。常に患者さんに信頼される事。この事が何時も私の肩を押して呉れます。医師として当然の事を当たり前の事として遣れる勇気は信頼からしか生まれません。実則先生の年を感じさせない力強さに元気を頂いた。

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http://urojinde.at.webry.info/200606/article_23.html

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ミュージカル映画ウエストサイド物語を封切時に観たのはかれこれ40年以上も前になる。今日の夕方から、テレビで放映があり懐かしくて家族を誘いみんなで観た。この映画はアメリカ国内の人種対立や移民問題という社会的テーマを扱ったシビアーな舞台上演のミュージカルを映画化したものである。歌って踊って最後は悲劇で終わる。映画史に残る傑作として今でも多くの人に愛されている。何よりも音楽が素晴らしい。「サムシング・カミング」「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」「サムウェア」など名曲ぞろいで、それぞれの歌がストーリーに沿って流れ曲を聴けば映画の場面が頭に浮かぶ。来日してフアンを沸かせたジョージ・チャキリスは別格としてもナタリー・ウッドとリチャード・ベイマーの演じる純粋な愛にまだ高校生の私には凄烈ささえ感じてそのシーンが忘れられなくなってしまっていた。中学生のとき観たという家内はあらすじの細かいところまですべて狂いなく覚えていた。あの頃は娯楽も少なく一番の楽しみが映画で、学期末試験が終わったその足でなけなしのお金を握り締め映画館に行った。終わって映画館を出るときはまるで映画の主人公になった気分で町を歩いて帰ったのを今でも覚えている。最近は、この映画のような感動する映画に出会わないのが残念である。

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2006.09.24 12:44 |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

結婚記念日

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朝早く花屋さんからアレンジフラワーが届いた。送り主は私の属するロータリークラブ。最初は何の事といぶかった。メッセージカードを見てハット気づいた。今日は33回目の結婚記念日だった。私の好きな芳香のレッド・ピンクのバラを中心にリンドウがあしらわれ秋の風情が醸し出されている。仲良く寄り添いながら健康に気をくばり生きて行きたい。


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2006.09.16 07:46 |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

夫婦喧嘩

夫婦喧嘩は犬も食わない。それでは誰が食ってくれるか。お互いが食う事になる。結婚して30年以上にもなると男は殆ど妻に依存して生きているのが真実かもしれない。男はそれを時々忘れる。おまけに威張っていてプライドだけは高い。これまでの仲も、程々に良く、お互い空気のような存在で物事にも以心伝心、阿吽の呼吸で生きて来た。しかし物忘れが出るようになると少し具合がおかしくなる。物の置き場所等のささいな事で喧嘩になる。積み重なると気持ちが通じ合わなくなる。信じ合って来ただけに、相手の気持ちもちも分からなくなってしまったのかと落胆する。愛憎相半ばすると言うか、甘えもあり、お互い自制する訓練も出来ていないので一寸した喧嘩に発展する。我が家は毎日届く郵便物、回覧書類、業務書類で足の踏み場もない。そこで家内が時々整理をする。自分の考え通りにするのである。散らしていても周りの状況と結びつけて、どの書類はどこにあるか位は覚えている。しかし整理されその場所の説明を一応受けていてもすぐ忘れるようになって来た。いらいらして喧嘩になってしまう。そんな事が積もり積もって些細な事が気に障るようになる。昨日その様な事があった。家内は私より役職が多い。最近その所為で忙しくしている。家の事が滞りがちだ。室内には犬猫も飼っているし鈴虫も居る。私は可愛がるだけで世話は家内の役目と決め付けている。彼らの排泄物のことで言い争いになった。私は酒の勢いもあって激しく怒りしばらくどなりチラシそのまま床についてしまった。夜中に起きてみるとすつかり家が片付き、私の望みどうりになっていた。アルコールも抜け冷静になった私は夜中という事もあって少しセンチメンタルに成っていたのだろう。今までの一緒に過ごした結婚生活をあれこれ思い出していた。これからは一緒に過ごした半分も生きられないかも知れないのに悪い事をしたという思いがこみ上げ妻の寝顔を見ながら涙が出てきた。小さな声でごめんねごめんねと囁いた。これからは御互いを1人の社会的人間として礼儀を尽くして生きていこうと心に誓った。今までは若い勢いで考えもしなかったが折り返してもこれまでのように長くは生きられないのだから。自然の神様が夫婦喧嘩を食べてくれた。

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一般には夫を妻が介護する姿は、ごく当たり前の事として映る。反対に妻を介護する夫を見ると大変だろうなと思う一方でほのぼのとした物を感じて尊敬してしまう。私の周りにはそんな境遇の夫が数人は居る。妻が認知症になったり脳血管障害のため身体が不自由で介護が必要になっているのである。子供達は独立して離れ夫婦2人暮らしの場合が多い。身の回りの世話から買い物、炊事、洗濯をこなし、診察、リハビリにもつれてくる。話を聞くとその殆どが妻が病気になるまでは家事一切した事の無いような頑固で我儘な夫だったようである。そして異口同音に若い時、妻には苦労をかけた、今お返しをしていると屈託が無い。その献身振りには驚く。そのような夫達はいたって健康で明るい。妻が倒れるまでは生活習慣病の宝庫のように太っていて妻に引きずられる様にして通院していた方が妻が突然の病気で半身麻痺になり、妻の病院通いから生活の全てを見なければならなくなった。そこで夫は子供達に頼らず自分ひとりで頑張り出した。それまで80キログラムあった体重も60キログラムまで減り、杖を突いて居たほど不自由な脚も普通に歩けるようになった。妻を介護する事で生活習慣がまともになり健康を取り戻した。そしてある文集に健康と言う素晴らしいプレゼントをくれた妻に感謝していると書いていた。若い時の罪滅ぼしの気持ちが自分を健康にしてくれたのである。私が関わっている全ての夫がけなげで一途な人々である。私には到底無理だとは思うが少しでも見習わなければいけない。

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2006.07.09 08:37 |  診療  |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

夏が危ない性感染症。

もうすぐ夏休み。開放的になる季節です。性感染症に気をつけて欲しいです。性感染症は、性行為感染症とも言いセックスで感染する病気の全てを指します。昔から男性器、女性器に限局しているものを性病ともいっています。 今は性病のパターンが変わってきてもっとも多いのは、クラミジア・淋病・性器ヘルペスです。他に梅毒・コンジローム・エイズ・トリコモナスなどがあります。性的交渉で起こりながら、なぜか若い女性にクラミジアが圧倒的に多く、男性の方は淋病が非常に増えています。 比較的症状がない無症候性の性感染症が多い。、クラミジアの場合、女性ではオリモノが少し増えたかな位で症状がなかったり、長引いて少し下腹部が痛い程度のことが多いのです。淋病も同じで、オリモノぐらいしかないので、本人が気づかないまま感染症にかかっていることが多いのです。 クラミジアは、若い女性で不特定多数の男性と関わったり、パートナー自身がそのような不特定多数の女性と関わっていたりする。その中に感染症の人が一人でもいれば、連続的に感染します。 知らない間にどんどん病気が増えて行く現実があります。症状がないので診断、治療を受けるチャンスがないままに相手を感染させてしまいます。最近は低年齢化が深刻です。 15歳から19歳のクラミジアだけを代表にしますと5年間で倍増しています。 一番困るのは、このような病気の治療が遅れると卵管がつまって不妊症とか、子宮外妊娠になりやすいのです。慢性化したままほっておいて妊娠、、感染が広がって生まれてきた子供に肺炎が起こったり、結膜炎が起こります。一番に生殖能力が障害されやすいのです。性感染症が中、高校生の女子に激増しているのは若い人たちの性に対するハードル、乗り越えてはいけないと思っている気持ちはあるがそこを踏みとどまらせる力・意志力が足らない。まわりにもそういう人たちがたくさんいるのでついつい自分もだらだらと超えてしまうのです。長い人生の中の一部分として性の問題は大事な問題の入口にあるということを捉えておくべきです。 女性としてこれから先、結婚して子供を産んでというような人生設計がなかなか描ききれないということがあります。だいたい高校生くらいになるとほとんど性病の病名とかどういう症状が起こるというのは知っています。しかし自分を守るということ、具体的な行動は何かがわかっていない。コンドームを使って、避妊をするということは案外知っています。妊娠を防止するという意味でコンドームを使います。感染を防ごうと思うと性行動の始めからつけておかないと無駄になってしまうということを理解していない。 ある程度の知識はあるが行動となかなか結びつかないということです。コンドームがなかなか手に入りにくいことが日本にはある。欧米ではホテルとかトイレには自動販売機で誰でもいつでもシークレットに買えるような環境にあります。もうすぐ夏休みに入ります。解放された気持ちになり性的行動が確実に増えます。夏休みが終わって秋口になると、子宮外妊娠、望まない妊娠の中絶を希望する人がたくさん婦人科にはやって来るそうです。全国の10代の人工妊娠中絶は46,000あり10代の人たちの77人のうち1人が20歳前に人工妊娠中絶を経験するというデータが出ています。性感染症は子宮の病気やがんに発展する恐ろしい病気ですが、早く見つければ比較的治療しやすいのです。パートナーもしっかり治療することが原則です。低年齢の女性にとっては、気づかなかったり、あるいは病院に行くということ自体がなかなか決断できないこともあります。 人生というのは、大事に大事に守っていかないとちょっと転んじゃうと取り返しがつかなかったり、大きな代償を払うということになります。 年頃の子供を持つ親にとっては、本当に心配です。かねてより性についてゆっくり一緒に考えていただきたい。いまや日本では無くなってしまった純潔教育がアメリカでは大切にされ出しています。 知人の産婦人科ドクターから聞いた話をまとめました。

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