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最近、ロコモの語句に出会うことが多くなった。動脈硬化症の原因の生活習慣病をメタボと呼び簡単な体重、腹囲の測定で、危険信号を本人に気付かせ早く対策を取らせる。これに対し骨、関節、脊椎などの老化による機能低下で体のバランスや移動といった運動能力が障害され閉じこもりや転倒のリスクが高まった状態を運動器不安定症をロコモテイブシンドローム略してロコモと呼ぶ。目を開けて片足立ちを何秒続けられるか、椅子に座った状態から立ち上がって3m先の目印を回って再度座るまでの時間などをはかって障害程度を知り予防や改善対策に役立てるキーワードでもある。因みに片足立ちは15秒、立ち上がり目印をまわって座るまでの時間11秒が目安でそれ以下がロコモ。運動器不安定症は前回の診療報酬改定でリハビリテーションに対する算定対象疾患と実施期間が制限されるようになり、これに外れた状態に対する1つのリハビリ病名として使われている。運動器の不具合に対する多くの病態が含まれる。ロコモはSL、、トレイニングはトレインの汽車から来た言葉である。いずれも鉄道のイメージ。健診でメタボ退治にロコモで介護予防を啓発し健康寿命の延伸を図る国の戦略でもある。

 

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錦江湾・バラ園&烏帽子岳  2008年「健康ウォーク」

          

平成20年1123日、勤労感謝の日、毎年恒例の「健康ウォーク」が鹿児島市平川町の錦江湾公園を起点に開かれた。これには県医師会、南日本新聞社、県酪農業協同組合連合会の主催で好日山荘が協賛した。小春日和のもと黄金色のツワブキの花が咲き乱れる烏帽子岳の散策を期待していたがあいにく小雨の降る肌寒い日になった。そんな悪天候であったが去年の850人を上回る1000人の参加者があった。県医師会からO島O一常任理事、O口O久理事に私をはじめ多くの会員とその関係者も参加した。鹿児島県医師国保組合の職員数人は朝早くから記念のウォーキングタオルをプレゼントする為に駆けつけた。貰った参加者に喜ばれていた。黄色に色づく平川動物公園の木々をバックに白、黄、ピンクなど色とりどりの薔薇の咲いたエベント広場には県医師会スポーツ医学会メンバーのO田O人先生を中心にO内科医院、O口整形外科、O畑クリニックから派遣された5人の看護師さん達が健康相談コーナーを開設して参加者の血圧測定など健康チェックや相談を行なった。またウォーキングコースの要所にはボランティアの救急救命士の方々が配置された。9時には受付を終了、参加者全員が広場に集合し主催者代表からのウォーキングのアドバイスを受けインストラクターに合わせて準備体操を行なった。それぞれ体力に見合った3コースの16Km、10Km、6Kmのいずれかを選択して順次、平川動物公園を迂回する烏帽子遊歩道に繰り出した。私は6Kmを選んだ。緑に覆われたトンネルの中のゆるい勾配を進む間には冷えていた体も温もった。中途の木立の切れ目に6Kmコースの折り返し地点があった。すっかり汗ばみ、息も切れかけていた所だったので助かった。雨も上がり明るい錦江湾を前にして確認印を押す係員の笑顔と声掛けにホットした。遠くの大隈の青い山並みに見とれながら心地よい汗を拭いた。しばしの休息の後、登った坂を引き返す。下りは楽なもので周りの野菊やツワブキなど秋の風情をカメラに撮る余裕が出て来た。すっかり道草を食ってしまい先に出発していた16Kmや10Kmコースの元気なグループに追い越されてしまった。2時間余りも掛けようやくゴールにたどり着いた時は、すでに歩き終えた多くのウォーカーが列をなして牛の乳搾りやバター作りに挑戦していた。広場中央の舞台では抽選会や子供達の牛乳早飲み大会が開かれていた。その様子を眺めながら完歩した満足感に浸りながらのランチは最高に美味しかった。勤労ならぬ健康感謝の日となった。ここで早朝から手伝って戴いた多くのスタッフのご協力に感謝いたします。この「健康ウォーク」への参加は日医認定健康スポーツ医更新申請に必要な実践活動として認められます。

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平成20年1123日勤労感謝の日、県医師会、南日本新聞社そして県酪農業協同組合の合同で主催する恒例「健康ウォーク」が錦江湾を一望出来る錦江湾公園で開かれた。黄金色のツワブキの花の咲き乱れる小春日和の烏帽子岳散策を期待していたが朝から小雨の降る肌寒い生憎の日になってしまった。そんな天気も物ともしない家族連れやウォークグループを含めて去年の850人を上回る1000人余りの参加があった。県医師会からは鮫島信一常任理事、橋口兼久理事それに私をはじめ会員や医療従事者約50人も参加した。また協力団体の鹿児島県医師国保組合の職員が参加者夫々に記念のウォーキングタオルが配られた。黄色く色づいた木々をバックに赤、白、黄で彩られた有名な薔薇園を見渡せる公園のスタート・ゴール・エベント広場には県医師会スポーツ医学会の前田雅人委員を中心に林内科医院、橋口整形外科、田畑クリニックから派遣された5人の看護師さんが健康相談コーナーを開設して血圧測定などメディカルチェックや健康相談や指導を行なった。受付を済ませ開始の9時から参加者全員とボランティアが広場一杯に膨らみインストラクターにあわせて準備体操を行なった後、体力に合わせ16Km、10Km、6Km の3コースに分かれて順次、烏帽子だけを目指して平川動物公園を迂回する遊歩道に繰り出した。私は6Kmを選んだ。緑に覆われたトンネルのゆるい勾配の道を進む頃には冷え切っていたからだもすっかり汗ばんだ。山の中途の木立の切れ目が6Km折り返し地点になっておりそこで確認印を貰った。丁度息も上がりかけていたので助かった。係りの掛け声と笑顔にホットして見下ろすと眼下に雄大な錦江湾が広がりその向うに大隈の青く霞む山並みがせまった。しばし休憩の間に汗を拭き鼓動を鎮め元気付き、いま来たばかりの坂を引き返した。下りは調子が出て路傍の草木に目をやる余裕も出た。我を忘れて野菊、ツワブキなど秋の草木をデジカメに収めて道草を食っている間に16Kmや10Kmコースの元気なグループに追い越されてしまった。マイペースで2時間余りを掛けてようやくゴールの広場にたどり着いた。すでに完走を終えた多くのウォーカーが牛の乳搾りやバター作りに挑戦していた。中央の舞台では抽選会や子供達の牛乳早飲み大会が開かれた。その様子を眺めながら歩き切った満足に浸りながら食べる昼食はおいしく勤労ならぬ健康感謝の日を楽しんだ。

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 北京オリンピックでの日本選手の活躍は素晴らしい。その中でも前評判通りの実力を出しメダルを獲得する人とそうでな人と悲喜こもごもがある。能力の限界に挑む研ぎ澄ました緊張の中で、もてる力を出し切るにはかねてからの心身の鍛錬が必要であろう。競技能力以外の精神の力も大きい。競泳の北島選手にしても男子柔道の内柴、女子柔道の谷本、上野両選手も2度目の金メダル獲得であるがその達成にはこれまで幾つかの挫折を味わってきている。必ずしも順調な道のりではなかった。その挫折こそが彼らを奮起させ今回の快挙を成し遂げる事ができた。辛い経験、苦しい思いを金メダルに変えた。雨雲の上には太陽の輝く世界が広がる。逆境を、それを跳ね返すバネにして未来を想像する。未来を基点にして見つめなおすと見落としがちな事が見えてくる。そして負の影響を克服出来る。彼らはその事を身をもって示した。くらい世相を跳ね飛ばして呉れた。感動の連続である。

 

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2008.08.11 05:16 |  旅行 / 宿  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 1

恩讐を超えて今

発熱と厳戒。光と影。過去の克服と未来国際的文化大国への飛翔を目指す中国百年の夢。大人の顔をした宣伝と動員による自己正当化。人権、環境問題、情報統制など矛盾と暗部。北京オリンピックは開催前より内存する大変な矛盾や問題を抱えながらスタートした。夏期アヘン戦争以来150年にわたって西欧列強と日本に翻弄されてきた中国。共産党指導部が国威発揚の為に是が非でも成功させようと躍起になり厳戒態勢をしいている。それに挑戦するようにテロが横行している新疆ウイグル。日本が敗戦の過去と決別し経済大国への飛翔を願い開催された1964年の東京オリンピック開催時、参加も出来なかった中国が対抗するように初の原水爆実験を行なった地域である。ギリシアで採火された聖火は香港から台湾を通り中国本土は迂回して運ばれた。世界に認められるか単に過去の鬱屈の清算だけになるか日本政府の毒入り餃子への対応を含めオリンピック後の成り行きが気になる。

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私にとって初めての経験である中学校の校医を引き受けてから既に7年が経過した。担当する中学校は診療所から車で15分は掛る山間部にある。周囲は畑や森に囲まれた高台にある。人家は疎らで何処から生徒が集まるのか不思議になるぐらいである。多くの生徒が四方八方から30分以上を掛けて登校して来る。それでも校医になりたての頃は生徒数は1学年2クラスはあった。ここ2~3年で急に減りだして、今年の1年生は総数27人、1クラスしか出来なかった。そのため先生の数も減らされ職員室は閑散としている。このまま行けば近隣の学校と併合されそうである。ところで学校医の役割も変わってきた。かって保健センターと行なっていたツベルクリン検査とBCG接種が行なわれなくなり、感染症の予防接種も個別接種となり学校では行なわれなくなった。当然の事かもしれない。以前は生徒を並べ次々に機械的に予防注射をしていた。医療行為の注射は予診は取っていても、注射後にアレルギー反応が出て具合の悪くなる生徒も居た。それに対応する薬品、器具も揃っておらずかなりのストレスがあった。予防注射を済ませても暫くは心配で自分の診療所の診察も気になりながら暫くは校長室で話をしながら様子を見たものである。こんな状況が普通の事として行なわれていた。医療訴訟など多くなった今日では考えられない事である。現在の学校医の仕事としては学校保健委員会への出席、1年生入学時の心臓検診と学年全体に毎年行なう結核検診、それにスポーツエベント前の健康診断である。他には産業医としての職員の健康管理の仕事が加わった。だいぶ負担が軽減されている。これからは内科、眼科、耳鼻科、歯科に偏っている健診を是正し、学校行事として多く行なわれている体育エベントなどに対応できるスポーツ医学的指導も大切と考える。

http://urojinde.at.webry.info/200602/article_2.htmlrojinde.at.webry.info/200602/article_2.html

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2008.05.04 12:09 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

体のアラーム

ゴールデン・ウイークで旅行にレジャーと、人ごみにもまれてすっかり疲れてしまった人も多い事だろう。「発熱」、「痛み」、それに「疲れ」は体の3大危険信号である。神の啓示とも言うべき、このアラームを無視しての我慢は禁物である。その一つ「疲れ」は脳の感覚で、これまで筋肉のエネルギー代謝産物である乳酸が体に蓄積、それが脳を刺激して生じる症状と信じられてきた。しかし乳酸を静脈注射しても疲労感を感じない事が分っている。最近の脳の画像診断装置PETを使った実験で、脳に疲労に関係する神経回路が存在し、ここが壊れると疲労感が強まる事が分った。これには免疫物質が関与しているらしい。感染症に罹ると免疫物質のサイトカインの一種インターフェロンが作られる。これが回路の血流傷害を生じて神経伝達物質のセロトニンの働きに変調を来たし疲労感が生じると考えられている。セロトニンは心身活動、特に意欲や集中力に影響する物質である。疲労回路は前頭葉の前帯状回にある。セロトニンが少なくなると疲労感が強くなると言う訳である。感染症など外からのストレスだけでなく内的精神ストレスも疲労感を作る。体を動かした後の心地よい疲れは原因が分る。自分も気付かない原因のわからない体の疲れには要注意である。ゆっくり体を休め原因を探る事が肝要である。ゴールデンウイークの疲れはさておきこの季節は入学、就職、職場の配置換えなどストレスが多く5月病が多発する。一人悩まず先輩、友達、親に相談して明るい毎日を送ることが大切である。薫風かおる爽やかな季節を楽しもう。

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この~木 何の木 気になる木~  山の頂上に孤高を保つて立つ1本の杉木が目に付いた。

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鹿児島中央駅前の芝生の軌道敷と明治維新の若き群像。

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2008.04.11 13:05 |  生活 / くらし  |  趣味  |  旅行 / 宿  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

春 クスの紅葉

山が笑い膨らむ季節。鹿児島の森は常緑樹の楠木が多い。桜花が散って入れ替わりに光の透ける緑葉が出る。それと呼応するように楠木も古い葉っぱを落とし新緑が芽吹く。楠木の下の地面は茶色の枯れ葉で埋まる。鹿児島の町の真中には西郷隆盛の終焉の地として名高い城山が横たわっている。登るのに低からず高からず、遠からず、近からず市民の格好のジョギングコースである。この山の頂上は平たく展望台になっている。錦江湾を隔てて雄大な櫻島が望める。眼下には鹿児島市街の全貌が見渡せる。春の日に輝く錦江弯には大小さまざまな船舶が浮かびその航跡が帯を成す。楠木のこんもり茂る高台の北側に西南の役の薩軍の大本営跡の石碑がある。西郷は最後の戦いでは桜島を望む城山の東側登山道をくだり負傷し麓の洞穴で自害した。

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2008.04.10 07:16 |  診療  |  生活 / くらし  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

難しく考えない

糖尿病を治す方法には食事療法、運動療法、薬物療法がある。その中で最も効果的で誰でも、どこでもその気になれば出来るのが体を動かす運動。体内の少ないインシュリンや効果の弱いインシュリンを有効に利用し血糖を下げる。それには運動をする方法が一番である。品薄の品物を使う側が節約して有効に使う。筋肉細胞にその役割を求めるのである。何も名前の付いたスポーツをする必要も無い。バスを待つ間の片足立ち、歩ける距離は車を使わない、面倒臭がらずに動く、ジョギング、散歩、縄跳びなど何でも良い。ウオーキングには2つの血糖降下作用がある。一つ目が急性効果で筋肉内血糖輸送担体のGLUT-4の細胞膜への移動を促進する。これはにはインシュリンを必要としない。これは筋肉の収縮によっても行なわれる。もう一つは長期のトレーニング効果でインシュリンに反応するGLUT-4が増加する。筋肉の毛細血管網が発達しミトコンドリアサイズが大きくなり密度も増えてインシュリン感受性が亢進する。兎に角構えないで気楽に続ける、それに尽きる。運動によってエネルギーを消費して余分な体内脂肪も減らす一石二鳥の効果も有る。

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運転免許を取る時、構造の学科でハンドルの遊びを学ぶ。遊びがハンドルになければ、少し回しただけで車が急に方向を変えて車体が大きく振れてバランスを崩し衝撃が車全体に及ぶ。それと同じ事は人間の体でも言える。関節が動くのは筋肉のお陰である。筋肉の両端は腱とって骨に付着する。この腱が軟らかくしなやかでなければ筋肉と骨に大きな負担がかかる。特に急な動作で簡単に肉離れや腱の剥離を起しやすい。これを防ぐために腱に遊びが必要なのである。運動不足はこのしなやかさを失わせる。しなやかさを保ついい方法がストレッチである。アスリートは運動の前に必ず準備運動をする。ところで春先になると腰痛や肩の痛みで来院する患者さんが増える。春の暖かさにつられ屋外での活動する機会も増え寒さで縮こまっていた体を急に伸ばすため腱や筋肉が傷つくためである。充分にストレッチを行ない体を慣らしてから始める事が大切である。

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