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冬の寒さに耐えて桜が咲き始めています。 本日はゆっくりしたい土曜日の午後にも拘らず、小規模多機能施設 伝の竣工式に、ご臨席いただきありがとうございます。ただいま指宿市長、鹿児島銀行指宿支店長、そして興南建設社長の、お三方には身に余る、ご祝辞を頂き光栄に存じます。こうして真新し建物を皆様にご披露できますのも指宿市、鹿児島銀行、ライトハンド、00設計株式会社、00建設株式会社、そして、工事に携わってくださった多くの方々のご尽力の賜物と、心から感謝申し上げます。本体である田畑クリニックも平成5年に開業し、この4月で19年が経過しました。この間に介護保険制度の導入等、医療・福祉の分野は大きく変化しました。私はその流れに従いながら、地域の方々が最も必要としている医療と介護が一体となったサービスを展開して参りましたが、それは今、まさに国が進めている地域包括ケアシステムそのものでした。そこで、これまでやってきた事の集大成として小規模多機能型居宅介護事業はぜひやりたいと考えて居りましたところ、指宿市の平成23年度の基盤整備でこの事業が計画され募集がありましたので、応募し選定されました。小規模多機能型居宅介護事業は、要介護者の必要に応じて当施設への通いを中心に、随時訪問看護・介護や宿泊のサービスを組み合わせて、顔なじみのスタッフが日常生活のお世話や機能訓練を行う地域密着型の事業所です。当施設の総面積82坪で宿泊室9室、機能訓練室、相談室それに24年度から始まるより医療を充実させた複合サービスのために訪問看護準備室などを備えています。名称を父の伝吉、私の傅次郎の頭文字を取り伝といたしました。田畑クリニック開設20周年目に、念願の事業所を新設できましたことは、望外の喜びです。4月1日に開設させていただきますが指宿市、健康福祉部介護長寿課のご支援のもと00ホーム長を初めスタッフ十数名で、努力を重ね、業務に励んでまいる所存でございますので皆様、どうぞ今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、ご臨席の皆様方のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げまして、はなはだ簡単ではございますが、私のご挨拶とさせていただきます。皆様、本日は誠にありがとうございます。
今の日本では3人に1人はがんで死ぬ。年を取れば取るほどがんの発生するのは避けられない。医療は万能と信じている人々は何歳になっても手術して取り除ける癌であれば延命できると考えている節がある。決してそうではない。手術による侵襲は考えているより大きい。生体維持機能のほかに免疫に対する障害が大きい。免疫のおかげで癌が出来ていても何とか癌の増殖を押さえ込みがんと共存出来ていたのに侵襲によって生体の形勢が悪くなり癌が勢力を盛り返す。かって徹底的にがん病巣を切除する外科医がいたが、その手術成績たるや散々な結果を招いていた。天寿がんとは85歳以上の超高齢者にできる癌のことで、癌が体のどこかにできていても症状はなく元気で生活出来ている。少しおかしいと言う事で病院に行き調べて初めて末期癌と診断される。何もしないでそのまま様子を見ていても大して苦しまずに安らかに亡くなる。しかし末期癌でなく手術適応の段階だからと言う事で手術すればその侵襲のために苦しんで亡くなることが多い。そして死期も早める事になる。昔は85歳以上にもなると手術適応から外されていた。その事が案外本人にとって苦しまないで死ねる神の恩恵であったのではないか。医療を万能と信じる今の風潮を改める時期に来ている。