認知症の重度化により身体的不調を訴える事が出来ず衰弱し嚥下性肺炎を繰り返すなど医療ニーズが大きくなる。現状では暮らしの場での看取りは一般的ではない。本人の意思、家族の希望や意向が大切だとしても、環境変化に弱い認知症はこれまでのくらしの場で最後まで過ごすのが望ましい。そして、住み慣れた暮らしの場所で最期を迎えられるよう看取りも視野に医療的支援を受けながら生活療養を継続すべきである。条件がそろえば最後まで暮らしの場で療養出来る。そのためには支援に関わる関係者が終末期の状態像を共有し、且つ医療介護の支援体制が確立されなければならない。そしてその人らしく生きて行くための尊厳が守られなければならない。この為にはまず日常生活での基本ケアが守られる事である。
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