さて介護保険がスタートして10年が経過し高齢者の生活には欠かせない制度になってはいます。しかし独居や老々世帯の増加など世帯構造の変化で開始当初は考えていなかった問題が生じ早急な見直しが迫られています。また介護サービスを充実させればさせるほど介護保険料負担が増える自己矛盾をかかえ介護報酬を上げるわけにもいかず、しわ寄せが介護従事者の処遇低下に行ってしまい労働者不足は目を覆うばかりです。このままの状態では制度の維持も出来ません。もはや介護保険制度だけでの高齢者処遇は困難な状況です。どうしても高齢者処遇は医療と介護を1体として考える必要があります。社会的入院の解消などとして作られた感のある介護保険でもあり高齢者医療制度の行き詰まりとともに介護保険にも困難が立ちはだかっています。新総理の管首相は介護保険法が誕生する直前まで厚生大臣を務め制度の骨格を整備した中心人物です。今回の所信表明演説では強い社会保障に言及し、鳩山前政権の介護や医療を成長戦略にする方針を受け継ぎ、財政再建を強化するとの方針を明言しました。昨年は介護報酬改定、今年は医療報酬改定が行われました。医療と介護の整合性を欠いた現行システムの反省から皆さんご存じのようにその中身は認知症対策とともに介護医療連携を評価した改定でした。平成22年には介護保険報酬と医療保険報酬の同時改定があります。より現実的整合性が図られることが期待され、その中でも医療福祉介護の連携は今よりますます重要視されることは目に見えています。相当の予算を集中投入するとも考えられます。そうなると私たちのケアマネージメント業務でもそれなりの覚悟が必要です。医療、介護をつなぐケアマネージャーの働きがより重要視されてきます。私たちケアマネジメント関係では主任マネ昇格を視野に入れたケアマネの再教育、ケアマネの医療知識の強化、ケアプラン点検のさらなる推進が必要になります。ケアマネ協議会の全国組織での政策提言、県単位の研修委託事業、支部の地域をまとめる活動など今後、協議会の役割は大きくなります。皆さんの協力は欠かせません。先週行われた県協議会総会には日本介護支援専門員協議会の木村会長が来鹿され医療と介護の連携についての講演をされました。1つには来年2月、鹿児島でおこなわれる全国協議会大会の前準備であった訳ですが鹿児島大会を成功させ、22年に迫った医療介護報酬同時改定に私たちの意見が受け入れる力にしようと考えているようです。皆さんの協力をお願いします。本日も研修会ではより具体的に新地さんに説明していただくことになっています。21年度の事業報告、22年度の事業計画、役員改選など盛り沢山ですが皆さんのご協力で会がスムーズに運ぶようお願いいたします
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