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私は平成22年3月を以て県医師会理事を退任いたしました。平成12年に理事として執行部入りして4期8年が瞬く間に過ぎました。最後の理事会の終了後、残られる役員および事務職員の皆さん達が退任する会長他5名の役員の送別会を開いて呉れました。その中で共に退任される会長が務められた8年を振り返るドキュメントが映写されました。私の写ったスライドも出てきました。それは会館を色々探してやっと見つけ出した一枚との事でした。10年近くも在籍しながらなんと目立たない存在であった事かと恥じ入った次第です。左様に不器用な私が大過なく務めを果し得たのは辛抱強く見守って下さった会長はじめ役員諸先生方や職員、および会員の皆さんお陰と感謝致しております。県行政、関係団体の多くの方々とも素晴らしい出会いが生まれました。これら多くの経験は診療だけに終始していた私にとって大きな財産となりました。私は広報、介護保険を筆頭に公衆衛生、医療政策を担当しました。介護保険制度が開始してまだ間もない時期で制度を育てていくのだとの気概がありました。会員の皆さんとは主治医意見書研修、掛かり付け医認知症対応力向上研修、身障者自立支援での医師意見書研修会などの講師としても直にお付き合い頂きました。また会報の編集員として、多くの会員の皆さんの人生、仕事、医師会への思いに接する事が出来ました。独りよがりかもしれませんが、私が取組んだ中で旨く運んで良かったと思う事を2,3挙げます。それは有床診療所を経営している私にとって、入院48時間収容の撤廃と入院の評価が上がった事、禁煙小委員会委員長として念願だった受動喫煙防止が社会に認知されてきた事であり、介護保険関係では認知症の問題と医療と介護の連携の中でのケアマネージャーの重要性がクローズアップされて来た事です。最後になりますが、これまで学ばせて頂いた医師としての幅広い経験を、これまで不義理をして来た地域医療の中で生かしたいと思っています。県医師会のますますの御発展と、新しい会長はじめ役職員の皆様の御活躍に会員の皆様のご健勝を祈念し退任の挨拶といたします。
阪大などの研究者チーム
十二単衣の群生