イスラエルのビオンバックス社はA型インフルエンザ(A/H1N1ウイルスを含む各種のインフルエンザウイルス)全てに有効な万能型ワクチンの製造に成功し安全性と効果が確かめられたと発表した。英国のアカンビス社が2年後くらいには実用化すると考えられていた。今回の万能型ワクチンは60人に治験を行い、液性抗体と細胞性抗体の2系統での抗体の産生が確かめられた。万能型ワクチンの開発によってA型インフルエンザの強力な武器を得る事になる。
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日本医師会は季節性に比べ新型インフルは小児の脳炎、脳症が多く見られる。ワクチンを幼児、小学低学年に前倒し接種を急ぐ事と診療所には1ml容量入りのワクチンアンプルを配布する事を要望した。ワクチンには10ml入りバイアルと1ml入りのアンプルがある。10ml入りは製造を急ぐあまりの処置であったが小回りが利かずワクチン接種普及の弊害になっている。10mlバイアルは子供には30人分前後に使える。しかし一人にだけ接種の場合にも残りは24時間以内に使いきらなければあとの残りは廃棄する事になる。一診療所レベルでは到底使い切らず捨てられる事になりワクチンが無駄になる。希望者を同じ日に集めて行うには大変煩雑な連絡体制をとらねばならず、ただでさえインフルエンザ感染者の治療で忙しいのに大変である。地域によっては医師会が中心になり集団接種をしている所もあるが、蔓延している時期に集めて接種をすること自体、潜伏感染者から非感染者に広がってしまう危険もある。従って各診療所には1mlのアンプル納入を徹底する事が実情に合っている。
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