| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 |
ギランバレー症候群は、免疫が関与した筋力低下の急速に進行する末梢神経系疾患である。ほとんどは完全に回復するが、慢性の筋力低下を残す人もいる。インフルエンザを含む種々の感染症で引き起こされ得る。通常、ギランバレー症候群の発生頻度は、接種した人々と接種を受けなかった人との間で変わりない。インフルエンザワクチンの調査とデータ解析で、H1N1ブタインフルエンザ様ウイルスを含んだ1976年のワクチンに対してのみ明確な因果関係が認められている。しかし現行の季節性および、パンデックインフルエンザワクチンのいずれにおいても明確な因果関係は、見いだされていない。1976年の米国で経験されたインフルエンザ予防接種キャンペーンの際、100万接種あたり約10例がギランバレー症候群を発症した。なぜ、この特定のワクチンにともなってギランバレー症候群を発症したのか、明確に立証されていない。将来のワクチンに同様のリスクが発生する可能性を完全に排除することはできないが、新型インフルエンザワクチンは、確立された基準によって製造され、しかもギランバレー症候群と因果関係が認められていない、十分に研究されたインフルエンザワクチンと同様の方法で製造されている。ワクチンの発売後のサーベイランス(市販後サーベイランス)は、発生する可能性のある重篤な副反応の検出のために施行されている。安全性の監視システムは、新しいパンデミックインフルエンザワクチンの接種戦略における重要な部分の一つである。
*妊娠や受胎能力、胚の発生あるいは胎児の発育、出産や出生後の発達に対して、パンデミックインフルエンザワクチンによる有害事象は見られていません。
臨床における研究の中で、妊娠中の女性に対する新型インフルエンザ感染の重症化リスク増加の観点から、供給量が許す限り、妊娠中の女性は予防接種を受けさせるべきグループです。
最近の研究では、感染した妊娠中の女性は、感染した一般の方々よりも、集中治療室での加療を受ける機会が10倍高いこと、入院した症例の7-10%は妊娠の第2三半期か第3三半期の女性だということが示されています。予防接種の利点は、そのリスクを補って余りあります。
*子どもたちにおいて最も良く見られるインフルエンザ予防接種の副反応は、その他の小児期における予防接種の副反応(接種部位の痛み、発熱等)と同様です。医療関係者や接種者が、それら症状の不安を取り除く最も適切な方法をアドバイスしてくれます。
もし、お子さんの副反応に対して何か心配なことがある場合には、可能な限り早く医療関係者に相談してください。お子さんは、予防接種に関連する症状ではなく、予防接種後に偶然、何らかの症状を呈しているかもしれないということも念頭においてください。
*チメロサールは、一般的に、ワクチン使用時の細菌汚染を防ぐための保存剤として使用されています。不活化ワクチンは、もしそれが複数人分使用可能なバイアルで供給されるときにチメロサールを含んでいます。幾つかの製品は、抗細菌物質として製造過程で使用され、その後の精製過程で除去されたチメロサールが残存としてごく微量含まれていることがあります。
チメロサールは、人体に毒性を示すことが分かっている天然化合物のメチル水銀を含んではいません。チメロサールは、別の形の水銀(エチル水銀:人体に蓄積せず、代謝されてメチル水銀よりもずっと早く排泄される)を含んでいます。
チメロサールの安全性は、科学者のグループにより厳しく検討されてきました。ワクチンに含まれるチメロサールに曝露された乳児、小児、妊婦を含む成人において、毒性を示す証拠はみられていません。
*輸入ワクチンに使用されているアジュバンドは、ワクチンにおいて免疫反応を増すための物質であり、ワクチンをより効果的なものにすることができます。幾つかのワクチンでは、もう何年にもわたって使用されています。
アジュバンドの安全性は検証されています。予防接種において、免疫反応が弱いことが分かっている人々のために使用されている幾つかの季節性インフルエンザワクチンはアジュバンドを含んでいます。幾つかのパンデミックワクチンは、使用する抗原ウイルス(抗原は、免疫反応を刺激することができる物質です)の量を減らすためにアジュバンドを含んでいます。製造業者が製品にアジュバンドを含むか含まないかを決定します。ワクチンに含まれるアジュバンドは、すでに他のワクチン(B型肝炎、季節性・パンデミックインフルエンザワクチン等)で使用されることが認可されており、安全性には実績があります。