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新型インフルエンザ行動計画に従うと現在は国内発生早期の第2段階にある。これ以上感染が拡がり、疫学調査で発生患者の接触歴が追えなくなった場合は感染拡大期として扱われる。大阪、兵庫では感染者の行動を追跡する積極的疫学調査を行っており判明した濃厚接触者にタミフルの投与を検討している。封じ込めをすり抜けられたら地域住民集団での発生の早期察知と報告など医療機関や学校及び保健所が連携して感染の拡がりを監視するサーベランスの必要がある。そして地域医療機関での治療体制の確保が不可欠になる。現在行われている感染拡大防止の為の感染被疑者や感染者の感染症指定病院入院隔離措置の効果は意味がなくなる。第3段階での重要課題は健康被害を最小化させ社会・経済機能の維持であり、重傷者を中心として全ての医療機関が入院を受け入れ、それ以外の軽症患者は自宅療養となる。また社会的弱者の支援、ウイルス株を用いて開発が開始されている新型インフルエンザワクチンが生産され次第、住民に向け接種が開始される。国内早期発生から感染拡大が始ったこれからの課題は集団発生を早く察知し爆発的な患者発生を防ぎピークをなだらかにする事にある。そうする事で発熱外来など対応医療機関への一度に大勢の患者殺到による機能麻痺を防ぐ事が出来る。グラフの赤い曲線の山をなだらかにして山のピークの高さを低くしてはばをひろく延ばせる。その間にワクチンの製造・使用も出来るようになる。

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