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新型インフルエンザに対するアメリカの行動計画のガイドラインはインフルエンザの死亡率に応じて1~5段階に分けている。4月にWHOも毒性や拡がり具合で軽、中、重を判断して社会活動制限への対応を提案している。それはインフルエンザによる人命被害と経済を含めた社会活動への悪影響へのバランスを考えての事である。日本のガイドラインは強毒性の鳥インフルエンザH5N1が新型インフルエンザに変異しスペイン風邪と同じ状況に陥った事を想定しての指針であり、今回のようなメキシコ以外の国のインフルエンザ患者の死亡が出ていない状況で感染の拡がりだけを取り上げ強毒型を対象と同じ一律の社会活動規制するマイナス面の影響も懸念される。勿論、水際での日本国内持込が起こらない様に航空機、船舶での防疫活動は大切であり状況に応じた柔軟な対応の必要性を言っているのである。これを書いている時にアメリカで新型インフルエンザの患者が1人死亡したとテレップが出た。アメリカの病院に移送された1歳11ヶ月のメキシコ人である。季節性インフルエンザは高齢者や幼児も発症し易いとされている。感染確認第1号はメキシコのベラクルス州のアメリカ資本の養豚場がある村の4歳の少年で現在は回復している。養豚場と住民の間で糞の処理を巡りトラブルが生じているらしい。今回のインフルエンザは若者だけに発生し高齢者や幼児は発症しないとされている事実が覆された。肝心な部分が不明な今回のインフルエンザ。混迷は深まる。アメリカの対応を見守りたい。

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日本では医学・科学的知見が進歩したのを機に2008年に感染症法を改正した。(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び検疫法の一部を改正する法律) 2009年2月には新型インフルエンザ感染拡大を可能な限り抑制して健康被害を最小限にとどめ社会・経済を破綻に至らせない様に関係省庁や専門家会議の検討を踏まえてこれまでの新型インフルエンザ対策行動計画を全面的に改定した。そして新型インフルエンザ対策ガイドラインを策定した。特に行動計画での従来のWHOによるフェーズに変えて国内の対策での転換点を表す段階を設定した。段階ごとに関係省庁の対応、連携、協力体制の方針を明記して社会・経済機能の破綻の防止を強化した。ガイドラインでは各対策に取り組む内容や方法と国、自治体、企業、家庭、地域の夫々の役割の分担を指し示して国民各層での取り組みを促す指針とした。具体的には水際対策、検疫体制、国内の感染拡大防止対策、医療提供体制の整備、坑ウイルス薬の流通・使用、ワクチン接種の進め方、企業・職場、個人、家庭及び地域での取組、リスクコミニュケーションの有り方、埋火葬対策などである。メキシコから広がった新型インフルエンザはWHOの分類で人から人への感染が始った局面のフェーズ4である。日本での想定は、国内発生のない第1段階にある。第1段階の行動計画の方針ではウイルスの流入阻止・在外邦人支援である。ウイルス国内発生すると第2段階になりタミフルやリレンザの予防投薬が始る。あくまでも限局化を図る。

WHOがフェーズを4に引き上げたことで、政府は感染症法に基づき新型インフルエンザ対策行動計画の第1段階として計画に沿った対応を開始した。しかしメキシコで発生した新型インフルエンザは、日本でも毎年冬に流行している「Aソ連型」インフルエンザと同じH1N1型。この豚インフルエンザも過去に人に感染したことがあり、弱毒性とされている。今回の感染者はメキシコで多くの死者が出ているものの、詳しい原因は不明で、米国など他国の患者はほとんどが軽症とされる。専門家はメキシコの致死率が高い理由は分からないが、他の国では重症者がほとんど見られない。これ以上目立った被害が出ないまま、1カ月で終息する可能性があるとしている。危機状況の世界経済にとってマイナス影響が考えられるが念には念を入れた苦渋の決断を行った。過剰に心配する必要はない。冷静な対応が求められる。一方で強毒とされるH5N1鳥インフルエンザに感染した豚がシンガポールで多数確認されて居る。鳥インフルエンザへの警戒の手を緩めてはならない。

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2009.04.29 11:32 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

知っていて損のしない話。

5月から9月は高温多湿の日本では細菌性食中毒が増える。日本では年間2~3万人が罹る。人の皮膚の常在菌のブドウ球菌、生卵などが原因のサルモネラなどは兎も角、昔のサカナ、貝など海産物、卵などが主な蛋白源であった頃は腸炎ビブリオが原因の事が多かった。食事の欧米化で肉食が増えて動物の腸管由来のカンピロバクタ、病原性大腸菌、ウェルシュ菌が増えている。そこでQ&A形式で食中毒の予防について説明する。

Q:五月に入りました。蒸し暑いこの時期は、食べ物も傷みやすく「食中毒」の本格的なシーズンに入ったという事でしょうか?

A:そうですね。しかし昔はそうでした。最近は性能の良い冷蔵庫や冷凍庫が普及し、一般の方々は、その働きを過信しすぎてしまっています。それに冷凍された輸入食材も多くなっています。また暖房設備も普及し冬でも室温が高くなり、年間を通じて食中毒の発生が見られます。食中毒には細菌性のものとウイルス性の大きく2つに分けられます。6月から9月・10月にかけての夏場はサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクタ、ブドウ球菌などの細菌性、12月、1月の冬場はウイルス性のノロウイルスの食中毒が多いようです。注意したいのは最近のペットブームで犬、猫、小鳥などを飼っている人が多いのですが、これらからも感染して食中毒を起こします。特にお子さんが飼うミドリガメからの感染も報告されています。扱った後の手洗いなど注意が大切です。

Q:夏場のこれから細菌性のものが多くなり家庭での注意も必要だということですね。輸入食材と食中毒とは関係があるのでしょうか。

A:輸入食材そのものが悪いのではありません。解凍するときの汁が他の食材に付き、細菌が繁殖し食中毒を起こす場合があります。

鹿児島県の食中毒の発生状況はいかがでしょうか。

A:全国では、年間2~3万人、県内でも年間400600人の届け出があります。


 Q:家庭と外食ではどちらが多いのでしょうか?

A:保健所への届出は、飲食店・仕出し店が多いのですが、家庭での食中毒は、報告はあまりされないため実際はもっと多いと思います。

Q: 家庭での食中毒もかなりあるのですね。お子さんやお年寄りは気をつけていただきたいですね。

A:はい、小さいお子さんやお年寄りの方は、抵抗力が低く、場合によっては死に至ることもあります。

Q:食中毒と言うと嘔吐などが思い浮かぶのですが

A:そうですね。食中毒になったときには、嘔吐のほかに、腹痛、下痢、発熱などのほかに、原因によっては血便が出たり体の痺れや痙攣、意識障害が起こる事もあります。大人ではなんともないのにお子さんやお年寄りでは症状が強く出ることも多いのです。

Q:そのような症状を表れたら、どういう処置をしたらいいのでしょうか?

A:食中毒で一番怖いのが、嘔吐が続き、下痢がひどいと、水分が不足して脱水になります。さ湯、番茶、スポーツドリンクなどで水分や塩分の補給を心掛けてください。脱水が酷かったり病原性大腸菌の0-157のような細菌感染をおこしますと、合併症を引き起こし場合によっては死に至るなど非常に怖い事態になります。軽く考えずに医療機関で診察を受けることが大切です。

Q:早めに医療機関へということですね。医療機関を受診するときに、注意することはありますか?

A:吐いたものや、下痢などの色がおかしいとか、気になるときは、それを持って行くとか、何を食べたかが後でわからなくなる事も有るのでメモしておくと診断に役立ちます。

Q:そう言う時に注意しなければいけないことは何かありますか?A:吐物など直接手に触れないということが大切だと思います。まずマスクをつけ、ビニール手袋をします。雑巾で拭くのではなく、ティッシュなどで汚れを拭きとりビニール袋に入れ密封する。床などは、台所用漂白剤を50倍くらいに水で薄めると、中に入っている次亜塩素酸ナトリウムが0.1%くらいになりますので、この液にひたしたペーパーを10分程置いて消毒し、拭き取るという方法もあります。また、アルコールや、塩化ベンザルコニウムという消毒液があるのですが、そういうもので十分消毒していただきたいと思います。

Q:なにぶん目に見えないものですよね。そういう風に注意しないと、触れた人がまた感染してしまうという恐れがあるわけですか?

A:直接、口から感染する場合もありますし、そこの乾燥した床から細菌やウイルスが飛び散ってそして感染するということもあるわけです。

Q:次は食中毒にならないための予防策を教えてください。

A:食中毒予防には、3つの大原則というのがあります。
それは、

「菌を付けない」

「菌を増やさない」

「菌をやっつける」です。

Q:3つの大原則ですね。

A:はい。この大原則を実践するために、6つのポイントがあります。
まず、

①は買う時のポイント。新鮮な食材を選んで買うこと。賞味期限をしっかり見ていただきたいということです。
②が、保存するときのポイントです。帰宅したら、食材をすぐに冷蔵庫へ保存すること。また、冷蔵庫の温度は10度以下、冷凍庫の温度はマイナス15度以下に設定してあるか、チェックも忘れずに。冷蔵庫に入れても菌は死ぬ訳ではないですから、過信は禁物です。生物から汁が落ちたりしないようにビニールに入れたりして工夫をしましょう。詰め過ぎも温度を上げてしまいます。冷蔵庫のスペースの七割くらいまで、と覚えておいてください。
③が下準備するときのポイント。調理前には手洗いを十分にする。そして、肉、魚、卵などの生物を触ったら、そのつど手洗いを。そして、包丁、まな板などのこまめな洗浄も大切です。熱湯消毒や日光消毒もして欲しいです。

④は、調理するときのポイントです。菌は熱に弱いですので、生ものはできるだけ加熱して食べるのがいいでしょう。75度で1分以上加熱すると、菌をやっつけることができます。⑤つめが、食べるときのポイントです。やはり子どもたちには食事の前の手洗いを徹底する。

最後の⑥つめは、食べ物が残った時、長時間外に出しておかないということと、熱いものは急に冷やして冷蔵庫に入れる、少しでも食べ物がおかしいな、と思ったら思いきって処分してください。

 

Qなるほど。3大原則と予防の6つのポイントをお話いただきました。
今日すぐにでもできることは、冷蔵庫を開けて温度をチェックし冷蔵庫が10度以下、冷凍庫がマイナス15度以下であることを確認。また中身は7割くらいにして詰め込み過ぎないことですね。そう難しいことではありませんね。。これを書いたメモを台所などに張って、ぜひ実践していただきたいと思います

 

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