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90年前にアメリカから全世界に波及したスペイン風邪の再来か!WHOは世界経済に与える影響も考慮しつつも決定的な判断材料を欠いたままグローバルな感染波及で念には念をの心境でフェーズ4の警告を出した。メキシコで100人以上の死者を出している豚インフルエンザは、米国やカナダでも感染が確認された。人の死亡が確認されているのは、メキシコの103人。年齢別で死者が多いのは25─45歳。過去のインフルエンザ大流行でもこの年齢層が感染しやすい傾向がある。 メキシコ以外の感染確認としては米国カリフォルニア州、カンザス州、テキサス州、ニューヨーク州、オハイオ州で計20人、カナダでは6人。 ニュージーランドではメキシコから帰国した高校生の10人でインフルエンザ検査で陽性反応を示した。スペインやフランスでも感染の疑いが出ている。ウイルスのタイプはH1N1型のA型インフルエンザウイルスで、くしゃみやせきを通じての飛沫感染と接触感染もある。WHOは今回の豚インフルエンザ感染を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」として世界15カ国で421人が感染し、257人が死亡した2003年の鳥インフルエンザ以来の大規模な流行になる恐れがあるとしている。症状やほかのインフルエンザとの違いは豚インフルエンザの症状は、通常の季節性インフルエンザと同様、急な発熱や筋肉の痛み、のどの痛みやせきが見られ、嘔吐(おうと)や下痢の症状も伴う。例年季節的インフルエンザでも、年配者などが世界で25万─50万人死亡している。殆どが肺炎が死因。それまで健康だった人のインフルエンザによる死亡は、死因がはっきりしない事がある。若くて免疫力が旺盛な事による白血球サイトカインの過剰反応が臓器障害を引き起こしている可能性がある。 新種のインフルエンザウイルスの場合、誰にも免疫が出来ておらず、ワクチン開発にも数カ月が必要で感染が早いスピードで拡大する恐れがある。今回の豚インフルエンザは、毎年流行しているH1N1型の季節性インフルエンザとは抗原性の違う可能性もある。過去のインフルエンザ大流行1968年に発生した香港風邪の世界的な流行では約100万人が死亡した。1918年のスペイン風邪大流行では4000万─1億人が死亡したとされる。メキシコでは学校を5月6日まで閉鎖した。メキシコ市ではコンサートを含む多くの公共イベントが中止され、バーやナイトクラブの7割が営業を中止。教会や映画館も閉まっている。路上では軍当局者が医療用マスクを市民に配っている。 政府は人ごみを避けるよう国民に勧告し、握手やキス、ハグといったあいさつも控えるよう呼び掛けている。感染者隔離の命令のできる緊急権限が保健省に与えられた。米疾病対策センター(CDC)とWHOはワクチンの開発に取り組む。抗ウイルス剤など、迅速なウイルス封じ込め対策を準備し抗ウイルス薬のタミフルやリレンザ500万人分を備蓄。米国は備蓄していた5000万人分のタミフルとリレンザの25%を放出。メキシコ当局は国境を閉鎖する必要はないとしている。フェーズ4は新興ウイルスが人から人に感染は続くが感染集団は小さい。封じ込めから被害拡大を防ぐレベルである。国の対応は対策本部を設置、渡航延期の勧告、駐在員、企業職員の帰国を要請し政府専用機など帰国手段の確保、発生国からの到着便を4空港、3港に制限。検疫を強化。感染の恐れのある入国者をホテルに10日停留しフォローする。ウイルスを入手しワクチン製造着手。舛添厚労相は7時30分新型インフルエンザ対策本部設置を宣言した。正確な情報の元に冷静な対応を取るよう要請した。検疫強化、抗ウイルス剤、ワクチン個人防御(咳エチケット、外出の自粛)、公衆衛生上の対策(地域の取り組み 食料の備蓄、高齢者障害者の保護)。

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