玄関の植え込みにツツジが植えてある。去年までは全てのツツジにきれいなピンクの花が咲いていた。今年はどうした事か2~3本のツツジの花に奇形があるのに気付いた。なんと花びらが多肉植物のサボテン様に変化してぶら下がっているのである。中には赤い色に染まった物もある。ツツジの自体は何ら変化が無いし花の蕾のもごく普通の形をしている。開き始めてすぐに緑の肉厚の花びらに変形していく。なんとも不気味である。一つ気になるの事がある。ずっと前になるが今度異変の起きているツツジのそばにアロエに似た多肉植物が生えた。それが葉っぱの先から芽が出ては大きくなり、次々に増えて行くので全て抜き去った。その恨みがツツジの花に乗り移ったのか奇形化したツツジの肉厚の花びらは多肉植物とそっくりである。SFの世界に入り込んでしまった。今夜はサボテンに襲われそうな夢を見そうだ。

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人の体の中で最も大きい神経が坐骨神経である。この神経は腰椎の間から出た脊髄神経が集まり束になって骨盤の後ろを通り臀筋の間を貫いて臀部に顔を覗かせ、大腿の裏側を下に分布し下肢の運動や知覚を司る。腰椎変形や椎間板ヘルニアなど腰椎の病変で脊髄神経が傷つくと坐骨神経痛とともに下肢筋力の低下や麻痺が起こる。少し前になるが鹿児島市で暴力団事務所の立ち退き運動の先頭に立って戦っていた住民運動の代表が散歩中に関係暴力団員にナイフで後ろ大腿部を刺される事件があった。幸い傷は急所を外れ大事に至らなかった。昔、ヤクザは喧嘩の時、お尻をドスで切り付けた。その理由は相手のお尻の坐骨神経を切断する事で相手を立てなくして、反撃を防ぐ。さらに将来にわたって仕返しが出来ないようにした。その事を知っていた。所で私の外来では春先になると腰痛の患者さんが増え、殆どの人は坐骨神経痛を伴っている。冬の間、寒さで縮こまっていた筋肉が春になり緩み動きも激しくなる。動かさなかった筋肉はすつかり弱わり支持組織も伸びにくくなっている。力が加わると肉離れや捻挫を起こしやすくなる。椎間板も壊れやすい。まさに跳ねる事で壊れる。spring has come.なのである。私のもっぱらの仕事は坐骨神経ブロックなのである。2~3回行えば大体の人が治る。こちらのほうの痺れは半日で取れるので私は決してヤクザではない。
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