日本の人口は少子化で減少基調で推移している。そして人口割合の突出した団塊世代の高齢化でこれまでのバランスの取れた人口構成が壊れてきている。1996年に老年人口と年少人口の割合が逆転、その後もますます較差が開いてきた。高齢者といっても虚弱で介護を受けたり入院している人の割合は少なく大多数が元気老人である。今の私達を取り巻く環境構造は働く青壮年を標準に作られたままである。これからは人口構造変化を考慮に入れた、バリアフリーとまでは行かないまでも高齢者向けにシフトした構造に変えていかなければ機能しなくなるのではないか。歩道橋の撤去、歩行者道路の整備、あらゆる表示の見易さ。銀行、商店、役所、交通機関などでの手続きの分かりやす等が対象になる。
年少及び老年の人口割合は逆転した。

80歳以上になると流石に介護や医療を受けている老人が半数を占めるようになるがそれまでの年齢では元気な人が多い。

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診察室から窓越しに大きなクロガネモチと柿の木の生えた庭の植え込みを見渡せる。この時期、指宿の街を明るく彩るイペーも植えられている。若葉の季節になると枝に空の青と対照的な黄色い花が放射状に拡がる。今年は不順な気候の所為かクロガネモチに実が成らず葉も落ちている。ヒヨドリが赤い実を啄ばみに集まるのに今年はそれが無い。イペーの花の蜜を吸いに来た。花ばかりのイペーの木は無防備だ。花に取り付いては隣の柿の若葉の陰で羽を休めていた。
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