でんさん
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2009/04 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

< 前のページ
2009.04.30 13:56 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

中華台北

台湾が71年国連脱退以来悲願だったWHO総会参加を中国が容認した。豚インフルエンザの感染症対策の重要性を考慮して中国が折れた。スポーツ世界大会の参加で中国が認めているチャイニーズ・タイペイの名称での参加となる。

固定リンク

WHOは今朝、新型H1N1フルーを警戒レベルをパンデミックのフェーズ5に引き上げた。警戒を怠らない事と医療面でのあらゆる準備は必要であるが法的に国民生活を規制する2月改定の日本方針である第2段階を適応すべきではない。ソシアルジスタンシング(社会的隔離)は人が集まる場所を閉鎖する手法である。1918~1919年、4000万人の犠牲者を出したスペイン風邪の時アメリカの複数の町で実施し効果を挙げた。今度のH1N1インフルエンザはAソ連型季節性インフルエンザに近い。新型なので全ての人に免疫は無い。感染の広がる可能性は大きい。しかしメキシコで150人以上、アメリカで1人死亡(と言ってもメキシコ人)したが衛生状態の進んだメキシコ以外の国の患者の殆どは快方に向かっている。また欧州では重症者は居ない。弱毒性である。もし日本国内にこの弱毒性ウイルスによる患者が1人でも発生したら局面が1段階引き上げられ機械的に二段階となる。その場合には学校の休校、外出自粛、企業の事業縮小が始る。毒性を無視し感染の拡がりのみを根拠としてWHOや米国の柔軟な行動計画とは異なる日本の新型インフルエンザ対策行動計画を実行したら社会の損失は計り知れない。健康被害は少ないのに社会不安を煽り経済が疲弊する。日本の行動計画は強毒性のインフル対応のままである。角を矯めて牛を殺すような事になるし、強毒性鳥インフルエンザ変異がそこに来ているのにタミフル、リレンザを使い果たす事になる。国および厚生労働省は現在の硬直した行動計画を見直すべきである。

固定リンク

新型インフルエンザに対するアメリカの行動計画のガイドラインはインフルエンザの死亡率に応じて1~5段階に分けている。4月にWHOも毒性や拡がり具合で軽、中、重を判断して社会活動制限への対応を提案している。それはインフルエンザによる人命被害と経済を含めた社会活動への悪影響へのバランスを考えての事である。日本のガイドラインは強毒性の鳥インフルエンザH5N1が新型インフルエンザに変異しスペイン風邪と同じ状況に陥った事を想定しての指針であり、今回のようなメキシコ以外の国のインフルエンザ患者の死亡が出ていない状況で感染の拡がりだけを取り上げ強毒型を対象と同じ一律の社会活動規制するマイナス面の影響も懸念される。勿論、水際での日本国内持込が起こらない様に航空機、船舶での防疫活動は大切であり状況に応じた柔軟な対応の必要性を言っているのである。これを書いている時にアメリカで新型インフルエンザの患者が1人死亡したとテレップが出た。アメリカの病院に移送された1歳11ヶ月のメキシコ人である。季節性インフルエンザは高齢者や幼児も発症し易いとされている。感染確認第1号はメキシコのベラクルス州のアメリカ資本の養豚場がある村の4歳の少年で現在は回復している。養豚場と住民の間で糞の処理を巡りトラブルが生じているらしい。今回のインフルエンザは若者だけに発生し高齢者や幼児は発症しないとされている事実が覆された。肝心な部分が不明な今回のインフルエンザ。混迷は深まる。アメリカの対応を見守りたい。

固定リンク

日本では医学・科学的知見が進歩したのを機に2008年に感染症法を改正した。(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び検疫法の一部を改正する法律) 2009年2月には新型インフルエンザ感染拡大を可能な限り抑制して健康被害を最小限にとどめ社会・経済を破綻に至らせない様に関係省庁や専門家会議の検討を踏まえてこれまでの新型インフルエンザ対策行動計画を全面的に改定した。そして新型インフルエンザ対策ガイドラインを策定した。特に行動計画での従来のWHOによるフェーズに変えて国内の対策での転換点を表す段階を設定した。段階ごとに関係省庁の対応、連携、協力体制の方針を明記して社会・経済機能の破綻の防止を強化した。ガイドラインでは各対策に取り組む内容や方法と国、自治体、企業、家庭、地域の夫々の役割の分担を指し示して国民各層での取り組みを促す指針とした。具体的には水際対策、検疫体制、国内の感染拡大防止対策、医療提供体制の整備、坑ウイルス薬の流通・使用、ワクチン接種の進め方、企業・職場、個人、家庭及び地域での取組、リスクコミニュケーションの有り方、埋火葬対策などである。メキシコから広がった新型インフルエンザはWHOの分類で人から人への感染が始った局面のフェーズ4である。日本での想定は、国内発生のない第1段階にある。第1段階の行動計画の方針ではウイルスの流入阻止・在外邦人支援である。ウイルス国内発生すると第2段階になりタミフルやリレンザの予防投薬が始る。あくまでも限局化を図る。

WHOがフェーズを4に引き上げたことで、政府は感染症法に基づき新型インフルエンザ対策行動計画の第1段階として計画に沿った対応を開始した。しかしメキシコで発生した新型インフルエンザは、日本でも毎年冬に流行している「Aソ連型」インフルエンザと同じH1N1型。この豚インフルエンザも過去に人に感染したことがあり、弱毒性とされている。今回の感染者はメキシコで多くの死者が出ているものの、詳しい原因は不明で、米国など他国の患者はほとんどが軽症とされる。専門家はメキシコの致死率が高い理由は分からないが、他の国では重症者がほとんど見られない。これ以上目立った被害が出ないまま、1カ月で終息する可能性があるとしている。危機状況の世界経済にとってマイナス影響が考えられるが念には念を入れた苦渋の決断を行った。過剰に心配する必要はない。冷静な対応が求められる。一方で強毒とされるH5N1鳥インフルエンザに感染した豚がシンガポールで多数確認されて居る。鳥インフルエンザへの警戒の手を緩めてはならない。

画像

 

画像

画像

固定リンク

2009.04.29 11:32 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

知っていて損のしない話。

5月から9月は高温多湿の日本では細菌性食中毒が増える。日本では年間2~3万人が罹る。人の皮膚の常在菌のブドウ球菌、生卵などが原因のサルモネラなどは兎も角、昔のサカナ、貝など海産物、卵などが主な蛋白源であった頃は腸炎ビブリオが原因の事が多かった。食事の欧米化で肉食が増えて動物の腸管由来のカンピロバクタ、病原性大腸菌、ウェルシュ菌が増えている。そこでQ&A形式で食中毒の予防について説明する。

Q:五月に入りました。蒸し暑いこの時期は、食べ物も傷みやすく「食中毒」の本格的なシーズンに入ったという事でしょうか?

A:そうですね。しかし昔はそうでした。最近は性能の良い冷蔵庫や冷凍庫が普及し、一般の方々は、その働きを過信しすぎてしまっています。それに冷凍された輸入食材も多くなっています。また暖房設備も普及し冬でも室温が高くなり、年間を通じて食中毒の発生が見られます。食中毒には細菌性のものとウイルス性の大きく2つに分けられます。6月から9月・10月にかけての夏場はサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクタ、ブドウ球菌などの細菌性、12月、1月の冬場はウイルス性のノロウイルスの食中毒が多いようです。注意したいのは最近のペットブームで犬、猫、小鳥などを飼っている人が多いのですが、これらからも感染して食中毒を起こします。特にお子さんが飼うミドリガメからの感染も報告されています。扱った後の手洗いなど注意が大切です。

Q:夏場のこれから細菌性のものが多くなり家庭での注意も必要だということですね。輸入食材と食中毒とは関係があるのでしょうか。

A:輸入食材そのものが悪いのではありません。解凍するときの汁が他の食材に付き、細菌が繁殖し食中毒を起こす場合があります。

鹿児島県の食中毒の発生状況はいかがでしょうか。

A:全国では、年間2~3万人、県内でも年間400600人の届け出があります。


 Q:家庭と外食ではどちらが多いのでしょうか?

A:保健所への届出は、飲食店・仕出し店が多いのですが、家庭での食中毒は、報告はあまりされないため実際はもっと多いと思います。

Q: 家庭での食中毒もかなりあるのですね。お子さんやお年寄りは気をつけていただきたいですね。

A:はい、小さいお子さんやお年寄りの方は、抵抗力が低く、場合によっては死に至ることもあります。

Q:食中毒と言うと嘔吐などが思い浮かぶのですが

A:そうですね。食中毒になったときには、嘔吐のほかに、腹痛、下痢、発熱などのほかに、原因によっては血便が出たり体の痺れや痙攣、意識障害が起こる事もあります。大人ではなんともないのにお子さんやお年寄りでは症状が強く出ることも多いのです。

Q:そのような症状を表れたら、どういう処置をしたらいいのでしょうか?

A:食中毒で一番怖いのが、嘔吐が続き、下痢がひどいと、水分が不足して脱水になります。さ湯、番茶、スポーツドリンクなどで水分や塩分の補給を心掛けてください。脱水が酷かったり病原性大腸菌の0-157のような細菌感染をおこしますと、合併症を引き起こし場合によっては死に至るなど非常に怖い事態になります。軽く考えずに医療機関で診察を受けることが大切です。

Q:早めに医療機関へということですね。医療機関を受診するときに、注意することはありますか?

A:吐いたものや、下痢などの色がおかしいとか、気になるときは、それを持って行くとか、何を食べたかが後でわからなくなる事も有るのでメモしておくと診断に役立ちます。

Q:そう言う時に注意しなければいけないことは何かありますか?A:吐物など直接手に触れないということが大切だと思います。まずマスクをつけ、ビニール手袋をします。雑巾で拭くのではなく、ティッシュなどで汚れを拭きとりビニール袋に入れ密封する。床などは、台所用漂白剤を50倍くらいに水で薄めると、中に入っている次亜塩素酸ナトリウムが0.1%くらいになりますので、この液にひたしたペーパーを10分程置いて消毒し、拭き取るという方法もあります。また、アルコールや、塩化ベンザルコニウムという消毒液があるのですが、そういうもので十分消毒していただきたいと思います。

Q:なにぶん目に見えないものですよね。そういう風に注意しないと、触れた人がまた感染してしまうという恐れがあるわけですか?

A:直接、口から感染する場合もありますし、そこの乾燥した床から細菌やウイルスが飛び散ってそして感染するということもあるわけです。

Q:次は食中毒にならないための予防策を教えてください。

A:食中毒予防には、3つの大原則というのがあります。
それは、

「菌を付けない」

「菌を増やさない」

「菌をやっつける」です。

Q:3つの大原則ですね。

A:はい。この大原則を実践するために、6つのポイントがあります。
まず、

①は買う時のポイント。新鮮な食材を選んで買うこと。賞味期限をしっかり見ていただきたいということです。
②が、保存するときのポイントです。帰宅したら、食材をすぐに冷蔵庫へ保存すること。また、冷蔵庫の温度は10度以下、冷凍庫の温度はマイナス15度以下に設定してあるか、チェックも忘れずに。冷蔵庫に入れても菌は死ぬ訳ではないですから、過信は禁物です。生物から汁が落ちたりしないようにビニールに入れたりして工夫をしましょう。詰め過ぎも温度を上げてしまいます。冷蔵庫のスペースの七割くらいまで、と覚えておいてください。
③が下準備するときのポイント。調理前には手洗いを十分にする。そして、肉、魚、卵などの生物を触ったら、そのつど手洗いを。そして、包丁、まな板などのこまめな洗浄も大切です。熱湯消毒や日光消毒もして欲しいです。

④は、調理するときのポイントです。菌は熱に弱いですので、生ものはできるだけ加熱して食べるのがいいでしょう。75度で1分以上加熱すると、菌をやっつけることができます。⑤つめが、食べるときのポイントです。やはり子どもたちには食事の前の手洗いを徹底する。

最後の⑥つめは、食べ物が残った時、長時間外に出しておかないということと、熱いものは急に冷やして冷蔵庫に入れる、少しでも食べ物がおかしいな、と思ったら思いきって処分してください。

 

Qなるほど。3大原則と予防の6つのポイントをお話いただきました。
今日すぐにでもできることは、冷蔵庫を開けて温度をチェックし冷蔵庫が10度以下、冷凍庫がマイナス15度以下であることを確認。また中身は7割くらいにして詰め込み過ぎないことですね。そう難しいことではありませんね。。これを書いたメモを台所などに張って、ぜひ実践していただきたいと思います

 

固定リンク

90年前にアメリカから全世界に波及したスペイン風邪の再来か!WHOは世界経済に与える影響も考慮しつつも決定的な判断材料を欠いたままグローバルな感染波及で念には念をの心境でフェーズ4の警告を出した。メキシコで100人以上の死者を出している豚インフルエンザは、米国やカナダでも感染が確認された。人の死亡が確認されているのは、メキシコの103人。年齢別で死者が多いのは25─45歳。過去のインフルエンザ大流行でもこの年齢層が感染しやすい傾向がある。 メキシコ以外の感染確認としては米国カリフォルニア州、カンザス州、テキサス州、ニューヨーク州、オハイオ州で計20人、カナダでは6人。 ニュージーランドではメキシコから帰国した高校生の10人でインフルエンザ検査で陽性反応を示した。スペインやフランスでも感染の疑いが出ている。ウイルスのタイプはH1N1型のA型インフルエンザウイルスで、くしゃみやせきを通じての飛沫感染と接触感染もある。WHOは今回の豚インフルエンザ感染を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」として世界15カ国で421人が感染し、257人が死亡した2003年の鳥インフルエンザ以来の大規模な流行になる恐れがあるとしている。症状やほかのインフルエンザとの違いは豚インフルエンザの症状は、通常の季節性インフルエンザと同様、急な発熱や筋肉の痛み、のどの痛みやせきが見られ、嘔吐(おうと)や下痢の症状も伴う。例年季節的インフルエンザでも、年配者などが世界で25万─50万人死亡している。殆どが肺炎が死因。それまで健康だった人のインフルエンザによる死亡は、死因がはっきりしない事がある。若くて免疫力が旺盛な事による白血球サイトカインの過剰反応が臓器障害を引き起こしている可能性がある。 新種のインフルエンザウイルスの場合、誰にも免疫が出来ておらず、ワクチン開発にも数カ月が必要で感染が早いスピードで拡大する恐れがある。今回の豚インフルエンザは、毎年流行しているH1N1型の季節性インフルエンザとは抗原性の違う可能性もある。過去のインフルエンザ大流行1968年に発生した香港風邪の世界的な流行では約100万人が死亡した。1918年のスペイン風邪大流行では4000万─1億人が死亡したとされる。メキシコでは学校を5月6日まで閉鎖した。メキシコ市ではコンサートを含む多くの公共イベントが中止され、バーやナイトクラブの7割が営業を中止。教会や映画館も閉まっている。路上では軍当局者が医療用マスクを市民に配っている。 政府は人ごみを避けるよう国民に勧告し、握手やキス、ハグといったあいさつも控えるよう呼び掛けている。感染者隔離の命令のできる緊急権限が保健省に与えられた。米疾病対策センター(CDC)とWHOはワクチンの開発に取り組む。抗ウイルス剤など、迅速なウイルス封じ込め対策を準備し抗ウイルス薬のタミフルやリレンザ500万人分を備蓄。米国は備蓄していた5000万人分のタミフルとリレンザの25%を放出。メキシコ当局は国境を閉鎖する必要はないとしている。フェーズ4は新興ウイルスが人から人に感染は続くが感染集団は小さい。封じ込めから被害拡大を防ぐレベルである。国の対応は対策本部を設置、渡航延期の勧告、駐在員、企業職員の帰国を要請し政府専用機など帰国手段の確保、発生国からの到着便を4空港、3港に制限。検疫を強化。感染の恐れのある入国者をホテルに10日停留しフォローする。ウイルスを入手しワクチン製造着手。舛添厚労相は7時30分新型インフルエンザ対策本部設置を宣言した。正確な情報の元に冷静な対応を取るよう要請した。検疫強化、抗ウイルス剤、ワクチン個人防御(咳エチケット、外出の自粛)、公衆衛生上の対策(地域の取り組み 食料の備蓄、高齢者障害者の保護)。

固定リンク

日本はこれまで喫煙は個人の嗜好に大きく関わるものとして寛容な社会認識があった。平成16年東京江戸川区で職員が訴え出た受動喫煙損害賠償事件では裁判所は「受動喫煙」の意味を明確にしたうえで使用者の区は職員に対する受動喫煙安全義務違反として職員が被った精神的、肉体的苦痛に対する慰謝料請求を認めている。このように現在では非喫煙者を受動喫煙の状態におくことは眼症状、鼻症状、頭痛、咳などの急性症状や慢性的には肺がんを起こさせる危険があると社会認識されている。非喫煙者の健康被害を云々する時代になっている。平成18年の神奈中ハイヤー事件でも従業員が健康被害診断書の提示により会社は職員の受動喫煙による悪影響を認識したにも拘らず漫然として対策を怠った為に会社は不法行為を行ったとして損害賠償を負うとの判決を受けている。非喫煙者は受動喫煙による健康被害に悩んでおれば医療機関を受診しその結果の診断書を提示し、生活の場や職場なりの責任者を安全配慮義務違反として受動喫煙の害を訴え出れば良い。我慢する事は無い。

固定リンク

2009.04.26 18:25 |  診療  |  生活 / くらし  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

慌てずに備える

メキシコとアメリカで豚インフルエンザが人から人へ感染し、新型インフルエンザの発生した可能性の心配も捨てきれない。今は感染力、毒性の解明も未だ未定で情報も揃っていない。このウイルスはH1N1で季節性インフルエンザとして現在流行しているAソ連型、また1900年台初頭に発生したスペイン風邪とも同じ種類である。人の体の中で新しい型に変異した可能性がはある。メキシコでは死者が多く出ているがメキシコ旅行から帰つて発病したアメリカ、カナダ、ニュウージーランドの若者達から検出されたウイルスはH1N1型と確認されている。そして病状は軽く回復に向かっているとの事。若い人々の間に流行していること等を含め最も危惧されているH5N1鳥インフルエンザよりは毒性は弱く感染の拡大は限られると考えられる。しかし航空機を介して飛び火する事は充分有りうる。いずれにしても水際作戦が必要である。抗ウイルス剤のタミフル、リレンザも有効と思われ、かねてからのインフルエンザに対する予防のマスク、うがい、早めの受診が大切である。

画像

固定リンク

2009.04.25 16:38 |  生活 / くらし  |  趣味  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

サボテンの逆襲

玄関の植え込みにツツジが植えてある。去年までは全てのツツジにきれいなピンクの花が咲いていた。今年はどうした事か2~3本のツツジの花に奇形があるのに気付いた。なんと花びらが多肉植物のサボテン様に変化してぶら下がっているのである。中には赤い色に染まった物もある。ツツジの自体は何ら変化が無いし花の蕾のもごく普通の形をしている。開き始めてすぐに緑の肉厚の花びらに変形していく。なんとも不気味である。一つ気になるの事がある。ずっと前になるが今度異変の起きているツツジのそばにアロエに似た多肉植物が生えた。それが葉っぱの先から芽が出ては大きくなり、次々に増えて行くので全て抜き去った。その恨みがツツジの花に乗り移ったのか奇形化したツツジの肉厚の花びらは多肉植物とそっくりである。SFの世界に入り込んでしまった。今夜はサボテンに襲われそうな夢を見そうだ。

画像

画像

 

画像

固定リンク

2009.04.25 13:01 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

常套手段

人の体の中で最も大きい神経が坐骨神経である。この神経は腰椎の間から出た脊髄神経が集まり束になって骨盤の後ろを通り臀筋の間を貫いて臀部に顔を覗かせ、大腿の裏側を下に分布し下肢の運動や知覚を司る。腰椎変形や椎間板ヘルニアなど腰椎の病変で脊髄神経が傷つくと坐骨神経痛とともに下肢筋力の低下や麻痺が起こる。少し前になるが鹿児島市で暴力団事務所の立ち退き運動の先頭に立って戦っていた住民運動の代表が散歩中に関係暴力団員にナイフで後ろ大腿部を刺される事件があった。幸い傷は急所を外れ大事に至らなかった。昔、ヤクザは喧嘩の時、お尻をドスで切り付けた。その理由は相手のお尻の坐骨神経を切断する事で相手を立てなくして、反撃を防ぐ。さらに将来にわたって仕返しが出来ないようにした。その事を知っていた。所で私の外来では春先になると腰痛の患者さんが増え、殆どの人は坐骨神経痛を伴っている。冬の間、寒さで縮こまっていた筋肉が春になり緩み動きも激しくなる。動かさなかった筋肉はすつかり弱わり支持組織も伸びにくくなっている。力が加わると肉離れや捻挫を起こしやすくなる。椎間板も壊れやすい。まさに跳ねる事で壊れる。spring has come.なのである。私のもっぱらの仕事は坐骨神経ブロックなのである。2~3回行えば大体の人が治る。こちらのほうの痺れは半日で取れるので私は決してヤクザではない。

固定リンク