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2009.03.22 18:33 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

最もホッと出来る場所

 

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フーッと一息、居間のソファーに腰を下ろし全面ガラス戸越しに外に目を遣る。広い空の下、遠くになだらかな山の稜線が南に延びて消える。目の前に民家が広がり緑の木立が突き出ている。何もさえぎる物の無い自宅2階から望む大パノラマにホッとする。朝な夕なに、元気な時も元気の無いときも目の前の変化の無い風景に安堵感を覚える。開業以来16年の間にすっかりなじんだ何気ない習慣となった。ここに座り外を見やると自分を取り戻せる。今生きている事が実感できる。死ぬ時もここのソファーで眠るように旅立ちたいと思っている。

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2009.03.22 15:13 |  診療  |  仕事 / 職場  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 1

掃除機を吸引器に

NHKの番組プロフェッショナル 仕事の流儀で在宅医療に力を入れている医師が登場した。小生も細々とでは有るが在宅療法を遣っている。為に成りそうなので楽しみにして視聴した。私と同じレベルで当たり前の事として感じたが、世間一般の人にとって否、NHKのプロデュサーにとっては新鮮な事だったのだろう。放送のあった次の日、外来に訪れた掛かり付けの患者さんが放送されたのは殆ど先生と似た様なものだと褒めてくれた。同じ思いで見ていてくれたらしい。在宅医療で出来る医療行為は限られる。救命器具は一揃い往診車に積んでいくがリスクのあることは避けなければならない。テレビでは点滴の吊り下げ用にクリーニング店が使う針金で出来たハンガーを折りたたんで往診カバンに潜ませているシーンがあった。良く使う手段である。私は痰の多い患者さんの吸引にどこの家庭にもある掃除機を使っている。2000円ほどの簡単な手動式吸引器のゴム球を切開しそこに先の細い掃除機の先を挿入するとシール状態になる。これで結構強い吸引力が出る。

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2009.03.22 04:28 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

エポックの始まり

日記は何かきっかけがないと始めない。4年前、長女が四国の大学に入学したのを好機に一日一文と決め殆ど毎日書いて来た。投稿数は1000を超えた。彼女も3月無事卒業して最終目的の資格試験にも合格した。これまで実家近くで就職してくれると期待し楽しみにしていた。しかし帰郷し開口一番、そのまま四国に残りたいと言い出した。祝賀ムードの家の中にまずい空気が出て来た。私の言い分はなぜ陸路で6時間、飛行機は1日1便しかなく日帰りできないほどアクセスの悪い四国を選ぶなのかである。在学中は本人も親も行き来に苦労した。学生は大学から守られているからと安心して来た。またこれまで緊急な事も生じず良かったとやっと胸をなでおろして居た矢先である。社会に出ると1人きりに成る。身寄りも無いところで独りで生活する事がいかに大変な事かまるで分かっていない。私は説得に掛かった。その間に家族の有り方を考えさせられた。娘の希望も叶えさせてあげたいが既に還暦を過ぎた私達夫婦には荷が重過ぎる。妥協点を探った。結論は東京になりそうである。一段と遠くに行ってしまう事になる。東京へは飛行機も一日何便も有り日帰り可能であるし新幹線も全線開通すれば7時間でいける。そして東京に住んで15年近くになる兄2人が一緒のマンションに居るので安心である。この日記も出直しになりそうである。一つのエポックが始る。

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