グローバルなバブル経済の破綻は実態経済まで波及し、日本も不景気のどん底にある。市場メカニズムとしての生産調整のドミノ倒しは雇用調整に及び、その受け皿としての非定期雇用者の解雇が進行している。今、大幅解雇は当たり前としてまかり通ってその家族を含め生活が崩壊の極みにある。従業員のリストラはその人にとって最大の危機で不幸である。企業はそれを承知でこれでもかこれでもかと畳み掛けてくる。弱肉強食を地で行くアメリカ市場主義に右え倣いの酷い仕打ちに平然としている。長期雇用が当たり前であった日本的経営の互助・同族的な繋がりのかけらも無い。従業員の社会生活を無視し全く倫理的な社会的責任を果していない。市場メカニズムの行き過ぎは、人間社会の活力である生産消費システムを能率化、巨大化させて人間性の無い制御できない歯車にしてしまった。73年前にチャップリンが映画モダンタイムスのなかで描いたシーンがまさに今の世界にも当てはまる。今を予想していたのかもしれない。歴史は繰り返される。
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