でんさん
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

< 「ボケても大丈夫な町を作る。」 | メイン | レクイエム >

不安の実態は生存を脅かす物に抱く感情であり、その表現が怒り、怯え、妄想、幻覚である。認知症の人は記憶力が衰え見た物、聞いた物、話した事を憶えて居らず、いまが何時で、ここがどこで、前にいる人が誰なのか見当がつかないのである。周りの世界と繋がりを失って居場所を失い不安になって怒っていたり、妄想を抱いている。私達が今、現実に見ているものにしても、聞いているもの、触れているものは全て、過去に知覚したり経験して記憶している物の再構築である。記憶に無ければ再構築できない。知覚は期待(過去の経験で得た感覚)に左右される。それ故、認知症の人は私達が現実と思っている世界とは異質な、その人の残された記憶を紡いで創り上げ意味づけた虚構の世界で行動しているのである。ー大井 玄 「痴呆老人」は何を見ているか 新潮社 2008.1月ー

画像

図を大きくしてみるためにはポインターを図上に置きクリック、画面が替わったら拡大印を図上に置きクリックしてください。

固定リンク