細胞内では恒常性を保つ為にタンパク質の合成と分解が行なわれている。タンパク質の分解では標的蛋白を個別に認識して分解するユビキチン・プロテアソーム系と非選択的に分解するオートファジー機構が存在する事と考えらている。これまでオートファジーは飢餓に陥った時に細胞が生き延びるために自己を分解して必要な栄養を得ると考えられてきた。オートファジーが起こるとき、オートファゴソームの中に細胞の成分が包み込まれ分解される。順天堂大学、大阪大学との共同研究によるオートファジーを起こす遺伝子Atg5の欠損マウスを使った実験で反射異常、協調運動障害など神経変性疾患と同様の症状を呈し大脳皮質・海馬・小脳などで神経細胞死が起きていることを突き止めている。このことからオートファージの障害により神経変性疾患が起こる事が予想される。2年前、ノーベル化学賞の対象となったユビキチンシグナルが異常なタンパク質をユビキチンで目印することでプロテアソーム分解酵素に取り込ませて壊す働きを持つとされた。この共同研究でオートファジー分解のための「目印」としても働くことが明らかにされた。つまり異常蛋白はユビキチンプロテアソーム系とオートファージ機能の両方で分解されている可能性が強い。アルツハイマー病及びパーキンソン病などの神経変性疾患では細胞内に異常なタンパク質が蓄積し、これが発症理由のひとつと考えられている。オートファジーの機能喪失によっても類似の神経変性が起こることが明らかになった事でオートファージが神経変性疾患の新しい治療研究に大きなヒントを与える可能性がある。
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データーや映像を記録するツールとしてデジタル機器の弱点の1つ目はCD,DVDなどの媒体の寿命問題。2つ目がダークアーカイブスと呼ばれる見読性の無い事で見たり読んだりしたい時ハードとソフトが揃わなければ直接アクセスできない事である。またハードの基本ソフトOSは数年に1度かの改訂があり、以前の記憶ソフトが機器と合わない可能性もある。コピーで対応は出来るが費用が掛かりすぎる。またハードディスクの故障も数%報告されている。そして今やスーパーコンピューター時代に作成したデーターベースは死蔵データーとなっている。このようにデジタル記憶媒体の不安定さで失われてしまうデータ資料、映像など知的財産、情報を保存する為にアメリカの非営利組織ポルチコやスタンフォード大の研究組織クロックスはガラス半導体に情報を封じ込める研究を行なうなど各関係組織と連携を取り合っている。 私もそれを心配しデジタルカメラで撮影した写真やブログに書いた文章などなるべく紙に保存しなおすようにしている。

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木星の衛星、太陽の黒点を発見し天の川の正体を突き止め、地動説を唱えたイタリアのガリレオ・ガリレイが天体望遠鏡を完成させてから4百年になる今年を国連ユネスコと国際天文学連合は世界天文年と定めた。早速新年1月1日から5日に掛けては3大流星群の1つの壁面四分儀座流星群の流れ星が観察できる。特に3月深夜から4日未明3時ごろまで北の空一杯に流れる。この時間は月も隠れるので最高である。望遠鏡や双眼鏡を使うより肉眼のほうが見つけやすい。(流星群は、彗星のちりがまかれた軌道に地球が差し掛かり、ちりが大気に飛び込んで摩擦熱で光って見える現象。) 7月22日には天文最大のショウーエベント日食が日本全土で見られ屋久島から奄美大島に掛けては6分以上に続く皆既日食が観測できる。
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医師不足で重症患者のたらい回しの続いている一方で夜間、休日などの時間外に軽症にも拘らず病院のほうが待ち時間無しで見てもらえ安心だ、毎日替わる当番医は分かりにくいなどの理由から大病院を訪れるコンビ二受診が増え問題になっている。これでは勤務医の負担がますます増えて疲弊し重症患者の対応にも影響が出る。防衛策として軽症患者から選定療養費の時間外加算金を徴集する病院が多くなった。平成18年の健康保険制度改正では適正な医療を効率的に提供するため保検適応外の医療行為を 保険給付の対象とする「評価療養」と特別室の提供など患者が選ぶ「選定療養」に再編成された。初診についての選定療養費は、病院と診療所の機能分担を推進するために他の医療機関などからの紹介なしに病院を初診で受診した場合、初診料・診療費等の他に各病院が定めた金額を徴収できる制度で予め掲示や窓口で説明する必要がある。 この「評価療養」及び「選定療養」を受けたときには、療養全体にかかる費用のなかで基礎的部分は保険給付をして特別料金部分を全額自己負担としたことで患者の選択の幅を広げた。「評価療養」及び「選定療養」の種類は、次の通りで、各事項の取扱いに当たってはそれぞれにルールが定められている。
| | | <評価療養> ・ | 先進医療(高度医療を含む) | ・ | 医薬品の治験に係る診療 | ・ | 医療機器の治験に係る診療 | ・ | 薬事法承認後で保険収載前の医薬品の使用 | ・ | 薬事法承認後で保険収載前の医療機器の使用 | ・ | 適応外の医薬品の使用 | ・ | 適応外の医療機器の使用 |
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| | <選定療養> ・ | 特別の療養環境(差額ベッド) | ・ | 歯科の金合金等 | ・ | 金属床総義歯 | ・ | 予約診療 | ・ | 時間外診療 | ・ | 大病院の初診 | ・ | 小児う触の指導管理 | ・ | 大病院の再診 | ・ | 180日以上の入院 | ・ | 制限回数を超える医療行為 |
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時間外加算金を徴収するには地方厚生局に届け出なければならない。現在全国で123施設が届け出ている。設定額は300~8400円。
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世界規模の経済不況の影響で日本の輸出・外需産業の自動車及び家電、特にモバイル、液晶関係製品の売れ行きが落ちてて業績が悪化して生産抑制が始まった。それに伴い非正規雇用者、派遣労働者の解雇や再雇用の中止が広がっている。地方から都会に出て働き解雇された人々は住む所を追われ食べる物もない。ホームレス同然で橋やガード下、公園、駅、船着場などをさまよっているという。表向きには立派な会社の顔をしながら、一生懸命に働き会社の製品生産に携わって来た人々をなんと心得て処遇しているのであろう。労働者を体の良いポイ捨てのディスポとしか考えていないのではないかと思われてならない。企業の社会的責任のひったくれも無い。人間の顔に戻って欲しい。秋葉原の事件の根源が露にされた思いである。表面に現れない根っこで企業を支えてくれる人たちの群れの事に思いを馳せ会社の全てを投げ打って救済すべきではないか。死ねば諸共なのである。主だった会社16社の内部保留の金が年末で33兆円も有るという。もっとも人でなしのリストラで生き残ったとしても社会的責任を感じない企業は長続きはしない。そのうちに淘汰されるであろう。今、企業の行なっている仕打ちは自分たち含め残った従業員の将来の姿である。

私達は移動手段に車を利用している。時々その利便を享受しながら複雑な気持ちになる。まるで人間の数よりも多い車の洪水の中で相当なスピードを出しぶつかりそうになりながら行き会っている。固い金属の塊の中の潰れそうな軟らかい体。ゲームの中のカーレースの世界にも似ている。ゲームなら失敗してもコインを継ぎ足せばリセット出来る。現実は厳しい。一つ間違えば激突が待っている。怪我どころか死さえ覚悟しなければならない。車に乗っていてそれをイメージした途端に耳がツーンとそば立ち頭痛が起こる。途端にアクセルを緩める。車の無かった時代の人々がこの状況を見たらびっくり仰天、腰を抜かすだろう。今後時代が進み人間の行動や思想がよりソフトな自然との共生を大切にする様になったら、土の中に埋まった鉄の塊を見て、野蛮な人間の生きていた時代があった事を悲しむに違いない。今の感覚では最新の車の外観は立派で滅多に故障せずに人間の作った機械の中では最高の傑作であると思う。しかし1台の車が出来上がるまでに気の遠くなる程の多くの人間の手が加わっている。その人間の群れの中に先日、秋葉原で事件を起こした非正規労働者の自動車工も混じって居た。自由で民主的で効率的に見えるが、実は欺瞞に満ちた奴隷制で支えられて出来上がったのにそんなことはおくびにも見せない。完全無欠で立派な車が世の中のどろどろしたあらゆるものを飲み込み昇華させて出来上がった現代のオブジェに見える。寛容の無いプチライトがはびこり、個人が疎外される搾取社会その物である。
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