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認知症は状態であり疾患名ではない。周辺症状は認知症の原因疾患の特質から生じていたり、周囲の不適切な対応で惹起されることが多い。対策としてはまず非薬物療法が基本になる。身体要因である脱水、発熱、睡眠障害、食欲不振等や合併疾患がないかどうか、生活環境や介護者の接し方に問題は無いかなどを検討する。状況に応じて対処しても解決できそうも無い場合には薬物療法も考える。この場合、薬物に完璧を期待しない事が大切である。周辺症状には向精神薬が使われることが多く、その副作用には錐体外路症状などからの転倒、パーキンソン症状、自律神経作用の便秘、排尿異常や命に関わる悪性高熱などがある。薬は一種類にして服薬回数もなるべく一回で済むようにして、まず少量から始め少しずつ増やしていく。効果を見ながら減量、中止の方向を考える。

【幻覚・妄想】 陽性症状

非定型抗精神薬 保険適応が無い事が難。

リスパタール 0.5mgから始めて2mg前後

セロクエル  100~150mg  糖尿病には禁忌

【抑うつ・不安症状】 陰性症状

ーパキシル、デプロメール、ルボックス、

ートレドミン  排尿障害に注意

焦燥、不眠が目立つ場合

ーレスリン、マイスリー

【昼夜逆転、帰宅願望、夕暮れ症候群、夜間せん妄】陽性症状

ーテトラミド10mg夕食後 10mgずつ漸増 効果発現2~3時間

非定型抗精神薬

ーリスパダール、セロクエル、

定型抗精神薬

ーセレネース、グラマリール

 

 

 

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