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少子高齢化は医療供給体制を急性期医療中心から慢性期医療中心に移行させターミナルケアを視野に入れた医療・介護提供体制になる。日本のこれからの医療・介護は息の長い期間のケアと、従来の身体モデルのADL中心のケアから個人のニーズを考慮した精神モデルのQOL中心のケアが目標なる。現在日本人の平均寿命は85歳である。この年齢では4人に1人は認知症に罹る。そのようなシーンでは身体ケアモデルより認知症ケアモデルが必要とされるのは目に見えている。認知症モデルは感情面を考慮した精神的、社会的満足度が重視される。究極には延命治療かリビングウエルかの終末期ケアの有り方が問われる事にもなる。国民的コンセンサスの形成が急がれる。熟成した社会の到来である。

介護保険制度も8年を経過し認知症に対する住民の理解と対応の仕方も進歩した。認知症は人の尊厳、人権擁護、虐待など社会問題に関連して人の生きる意味、人生の終わりの有り方、家族の関係などをクローズアップさせている。また地域コミュニケーションの再興をも促すものです。地域の有り方は新しい地域風土の形成を促しています。市町村行政の力量が試されます。

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