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標準治療に反応しない進行癌や再発癌をなんとかコントロールしようと多くの研究が重ねられている。化学療法剤の多剤併用、血管内治療、ラジオ波、放射線のライナック、コバルトG、重粒子線、温熱治療、光化学療法、ワクチンを使ったり感作リンパ球を使う免疫療法等である。進行したがんは徹底して外科的に取り除いた積りでも直ぐ再発し担体は消耗し免疫力を失い逆効果のことも多い。私は進行すい臓がんに対して放射線科医と共同で事前に栄養動脈に抗がん剤を注入後、一定期間置いて開腹し腫瘍部を露出、ライナック照射を行なっていた。腫瘍の種類によっては縮小効果が認められた。札幌市で開催中の日本消化器外科学会の研究発表にワクチン療法で進行がん6割に縮小や増殖を抑制する効果があったとの報告がある。ワクチンを注射した大腸がん27名中15名、膀胱癌6人中3名、すい臓がん27名中18名、全体で82名中の50名に縮小や増殖しない効果が見られたと言う。今後、ワクチンの新薬申請に向け治験が始まるとのことである。多くの患者さんの頼みの綱になって欲しい。

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