今、血糖測定の微量採血に用いるディスポーザブル穿刺器具の使い回しが問題になっている。もともとこの器具はあくまでも個人用のもので複数の人に使い回してはいけない。そして器具にはその旨のシールが貼ってある。複数人に使う場合は穿刺針およびそれをカバーするケースごと換えるディスポーザブルタイプでないと付着した患者の血液を介した感染症の原因となる危険が有る。問題になっているのは、個人用に作られた器具を、針のみ換え複数の人に使った事である。メーカー側の説明が充分行き渡っていなかったのが原因とも考えられる。実際上は感染する可能性は少ないにしても万が一を考えれば対応の必要がある。個人用の器具で自動的に針が入れ替わり連続して数回使えるものがある。この器具は針の数だけ使用した後も使い続けると最初の使った針に戻り再使用する事になる。これを複数の人に使ったケースも報告された。この事実が分かつたのは複数の人に使用している内に、何時もより痛いと訴えた人があり、調べたところ針の再使用が判明した。要するに針さえ換えれば大丈夫と云う思い込みでメーカーの説明もそこそこに使っていた為であろう。最近は針とケースが一体となっていて採血後そのまま捨てる器具がある。少々コスト高ではあるが、今回のような事故は起こらない。個人で使う場合も針は勿論、個人用ディスポタイプのものも単回使用が望ましい。
単回使用医療用具取り扱い 平成16年2月医政発厚生労働省
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5月31日は世界禁煙デーであった。目だったキャンペーン・イべントはなかったが禁煙に向けてのインパクトのあるトピックが2~3あった。その1つがタバコ税を上げて欧米並みの1箱1000円にしようと政府に働き掛ける超党派の議員連盟が出来た。秋の臨時国会に法案を提出する予定である。消費抑制効果を狙うと共に税収を健康・医療目的に使う事が出来る。社会保障費に振り分ければ後期高齢者医療見直しに必要な財源も得られそうである。一石二鳥の効果がある。2つ目は経口禁煙補助薬のチャンピックスが薬価収載された事と禁煙ガムのニコレットに続いてニコチンパッチがOTC医薬品として医師の処方無しに普通に薬局で買える様になった事である。保険が利かないので費用は少し高く付くが希望者にはとっては便利になった。かしこまって医療機関に行かなくてもすむ。これに関して経済財政諮問会議の委員がタバコのみが屯する駅の売店で販売すれば禁煙が進むのではないかと提言しているほどである。禁煙普及効果が最も注目されるニュースが今朝飛び込んだ。神奈川県はすべての公共施設、レストラン、パチンコ店等の娯楽施設までもを禁煙にする条例を制定する。罰則をつける。すでにフランスなど西欧では徹底して居るそうである。やっと受動喫煙防止は常識として認識できる世の中になってきた。
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