臨床現場では外傷などによる皮膚欠損や皮膚潰瘍、褥瘡など難治性の創部に普通に遺伝子組み換え操作で作ったフィブラストスプレーという細胞成長因子を噴霧したり、これを含むコラーゲン・シートを使っている。 この皮膚再生技術が美容にも応用されてきた。ドクターズコスメとは皮膚再生の医療技術から生まれた化粧品である。医療用コラーゲンやヒアルロン酸に肌の活性化に効果が有る細胞成長因子を含んだ化粧品で肌の瘢痕ケロイド、妊娠線などを目立たなくする塗り薬で化粧水、クリーム、オイルのタイプで売り出されている。防腐剤の入っていないものが良い。ケガの深い傷、手術跡、ヤケドの植皮術後など皮膚の盛り上がりやシワ、色素沈着などが出来やすい。時間が経てば少しは目立たなくなるが障害された皮膚内部では線維芽細胞が多量のコラーゲンや多糖類を産生し普通の皮膚とは違った瘢痕組織になる。これが繰り返し何年も続き元通りにはならない。そこで瘢痕部にドクターズコスメを塗布し保湿やマッサージを行なえばより目立たなくする事が可能である。

朝日新聞6月7日朝刊記事より
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