梅雨前の束の間の青空を惜しむような爽やかな土曜の夕方、噴煙をあげる桜島を一望出来る城山のホテルで同窓会が開かれた。中には39年振りに会った者も居た。まだ腰が曲がるほどではないが、髪は薄くおでこが下がり、白髪のめだっものが殆どであった。逆にあの頃こらすでに薄くて、いまも殆ど変わらない者がむしろ若々しく感じられ面白い。出席で来た殆どが4年前の宮崎での同窓会で会っている。老年になると容貌の変わり方が早い様に感じる。こうして集まれた者は同級生のなかでも元気な方だろう。話題は今の苦しい医療界を反映して、昔のような元気の良い話をするものも居なかった。お互いを慰めあうのがやっとでこれからを如何に穏やかに過ごすかが中心のようであった。子供の自慢をするものや、孫の話に相好を崩す好老爺もいた。いずれにしても皆、例外なくsuccessful agingだ。次回は年をおかずして長崎で行なうことに決まった。

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