夜が更けてクリニック周りを散歩するのが日課である。先日、雨が上がった後、何時ものようにクリニックの通用口付近を通りかかった所、植え込みの付近に小さい光の点滅するのに気付いた。最近は発光ダイオードを使った電源が何処そこに使ってあり夜になると目立ちだす。防犯か何かの装置を誰かが取り付けたのだろうかと思って近づいてみると木の枝の切口を光を点滅させてながら蛍が動き回っている所であった。あらゆる種類の人工の光の氾濫の中で正真正銘の自然の蛍光の区別も出来なくなるほど感性も鈍ってきている。一方では地球温暖化で環境変化がこれまでの秩序だった自然を壊している。ほのかな蛍の光が梅雨の季節の到来を告げているのにほっとする。雨上がりの漆黒の空に瞬く星を仰ぎながら今年も大洪水や大型台風など無いように祈った。
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