良質な医療提供体制の構築と称して都道府県単位で4疾病5事業、特に脳卒中、糖尿病、心疾患それに癌の地域連携パスのモデル事業が進められている。どうしても高度医療を頂点に考えられがちである。それが出来ない地域はあたかも連携パスが作れないとの雰囲気がある。そうではない・地域ではかかりつけ医が夫々にネットワークを通じて細やかに対応して来ている。急性期脳梗塞に対するt-PAが有効な症例を見逃さないためにそれを使えないような地域ではこれまでとは別なシステムを作って対応しようとする思い入れがあるのではないか。医療は長年培ってきた医師対患者の1対1で繋がる信頼関係で成り立つ。この関係を壊す事無く連携がよりスムーズに運ぶよう交通整理するのが連携パスである。患者を物として扱うべきではない。何よりも予防が大切であり、やむを得ずなってしまったら長い付き合いの慢性期こそが大切である。
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