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でんさん
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これで安心
先日の薬物依存の患者の対応について県医や警察で作る暴力追放協議会のアドバイスを戴いた。患者が外来受診したら拒絶しないで診察をする。診察の結果異常が無ければ加療の必要が無い事をはっきり患者さんに説明する。暴言を吐くなどの行為があれば直ぐに警察に連絡し警察官に立ち会ってもらう。この患者の場合は警察官が立ち会うとおとなしくなるとの情報があり地元の警察には対応をお願いしてある。当面する医療機関が同じ対応をとるのが良いそうである。
2008.05.15
45
歳の
男性。元警察官。在職中に背中に銃弾を受け摘出手術を受けた。最近になってしばしば飲酒し酩酊状態で背中の傷が痛いから病院に連れて行けと深夜になり救急隊を呼ぶようになった。救急隊も最初の頃こそ呼ばれるたびに輪番医に搬送していた。見た所は医療機関に搬送するほどのことも無い。また病院に着いても痛い所に要求どおりの局所麻酔剤のカルボカインを注射すると直ぐ痛みも無くなりおとなしく帰宅する。このような事が毎晩のように繰り返されるので救急隊も他の患者対応に差し障りかねないとして本人および同居の女性と民生委員を交えて話し合った。そして余程様子がおかしくない限りは救急車を呼ばないように取り決めた。ところが今度は同居の女性の車で当番医に押しかける様になった。酩酊状態で外観上に異常はないのに言うままに局所麻酔剤を注射するのも躊躇され保険請求上も困る。だからといって注射をするのを拒否すると暴言を吐き手が付けられなくなるので警察にも相談した。しかし実際に暴力沙汰が起こらない限りは警察としても手が出せないとの返事でどうにも手の打ちようが無い。これが毎晩のように繰り返されている。言うがままに続けていたらますますエスカレートしそうでもある。被害にあった多くの医療機関はどうしようもないという事で地元医師会に相談した。こんな状態が続くようであれば輪番業務にも支障が出そうである。そこで、県医に相談した。県医では警察本部と連携して暴力追放推進委員会を作っている。対応としては、地元の警察署には充分事情を話しておいたので、暴言をはいたり、暴力をふるいそうなら
すぐ110番するようにとのことであった。長年開業していれば酔っ払い、ペンタジン中毒など、これまでも似たようなことを数多く経験している。夫々に複雑な事情があるのでこれと言った対応方法がある訳でない。結局、最後は第3者機関の行政や警察に相談することになる。リセットして地域全体で事に当たるのが早道である。
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