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2008.05.21 08:28 |  生活 / くらし  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

江戸仕草

今、他県の大学に在学中の末っ子が病院実習の為に帰省して自宅から出かけている。夫婦2人だけの活気の無い生活に子供が加わったことで久しぶりにかっての賑やかさ戻った。我々夫婦にとって僅か1ヶ月間だけではあるがとてもうれしいプレゼントになっている。母の日には4人の子供達から夫々に大きな花束を贈られた妻はそれも含め嬉しくて生き生きしている。末っ子は甘えん坊であったが県外で一人生活を始めてから大分しっかりなった。ホンの少し前までは父親として日常生活に干渉すると何かにつけ反抗的態度を示し近づけないほどであった。今は大分穏やかで素直になって居る。可愛い子には旅をさせろである。末っ子には小学生時代から一貫して変わらない習慣がある。トイレのロールペーパーの始まりの両側を折り三角形を作り次の人が使い易いようにしてくれている。次に使う人にとってトイレが新鮮に思え高級ホテルに行った気分になる。末っ子はこの仕草を担任の先生から教わり我が家でも、他の所でも続けている。昔、江戸では雨の日、狭い路地を行きする時、当たらないようにお互い傘を傾げ合い知らぬ相手を気遣った。ささいな行為であるが、これ一つが社会で生きていく上でのすべてに通じる大切なことである。言い合いで気まずくなってもトイレのこのペーパーに出会うと何か許せるから不思議である。

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