我が家に居る愛犬3匹の中の1匹、チャピーは今年12歳になる。迷い込んできたオス犬である。その時は他に室内犬のパピーが居た。飼う積りはなかったが私の所が余程気に入ったと見えて追い返しても追い返しても戻って来た。かわいそうになり飼うはめになった。ハンサムでおとなしくむやみに咆えない。頭が良いのかしつけるのにも苦労しなかった。私が近づくと尻尾を振り両足を回して私の脚に抱きついて離さない。垣根の内側に犬小屋を置いて繋いでいる。垣根の外を初めての人が通ると一応あいさっ代わりに咆える。次からは憶えていて決して咆えない。これは何年経っても覚えている。来客が始めての人かどうか直ぐ分り便利である。職員が通ってもシッポを振るだけである。しかし意地悪した事の有る人には咆え続ける。食事をやる家内には甘えた声で鳴く。チャピーには面白い習性がある。近くの市役所からは朝7時、正午、夕方5時それに夜の9時の4回のチャイムが流れる。最近気付いたのだが、周りが静まった夜9時にチャイムの子守唄の曲が流れるとチャイムにあわせて唸るような声が庭のほうからする。外の暗闇に目を凝らすとチャピーが空に向かって顔を上げ歌っているのを発見した。音程も合っている。そのほかのチャピーの習性を上げると暑い夏には垣根の根っこを深く掘り下げ、その中で涼をとる。野生の犬の習性らしい。また普段、食事はドッグフードを与えているが、時々余った肉片をあげると直ぐには食べようとせず一旦土に埋める。後で食べる積りだろうがそのうちに忘れてしまう事が多い。百舌みたいな犬である。
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