これまでの無床診療所の医師はコンピューター・ゲームのキャラクターのマリオに等しい。ジャンプしては金貨を得る。要領よく動かないとたちまち奈落の底に落ち、そしてゲームオーバーとなる。うまく立ち回ると力を得てグングンにグレードアップしてスーパーマリオに変身する。それはそれとして仕えるスタッフが診療所を支えようと医師が関わらない部分で頑張っても報酬にならない。むしろ人件費を浪費する事になる。医師が働いて居る時間にともに動く必要がある。雇用維持のためには医師は常に動き続けなければならない。そうしないと人件費と収入が合わなくなり経営が傾く。コンビ二診療所もやらざるを得なくなる。昔から土方殺すにゃ刃物は要らぬ雨も3日も降れば良いと揶揄された。健康に働ける体こそが資本なのでありピンチヒッターでも居ない限り旅行も出来ない。
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短期的に見れば勤務医不足、医師の偏在、産科・小児・救急医療など大変な状況に有る。しかしこれは医療を供給する側の事であり、政治的采配で解決可能である。中・長期的にはどうにかなる。問題は少子高齢化で複合した要素が内存して成り行き任せにしかならないどうしようもない。現在、後期高齢者人口は1800万人である。団塊の世代が後期高齢者になるとき3000万人になる。これからは人口構造が大きく変わり人口減の進む日本の人口の1/3を高齢者が占める。医療介護の需要は右肩上がりに増えていく。財政からみて政治的に解決できる問題ではない。ない袖は振れないからである。今から対応していく必要がある。介護保険では制度の前提として65歳以上はかかりつけ医を持つ事が基本になっている。高齢者にとって心身ともに衰えて医療・介護のお世話にならなければならない。医療介護は生活の両輪である。生活の場での医療と介護が連携するシステムがどうしても必要である。後期高齢者医療制度にはこのロジックが組み込まれている。現在のような重複した無駄な医療を省き将来、国民の各年代が公平に福祉を享受できるためにも後期高齢者医療を定着させる必要を感じる。内容を見てみれば経過措置、減免など激変緩和策が施されているのが分る。目の先の利害ばかりに走らずじっくり根本的問題を考えて行動すべきである。
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