日本人の今の平均寿命は女85歳、男78歳です。日本の総人口1億2千7百万人の中で65歳以上の高齢者が22%の2800万人、75歳以上の後期高齢者は10%の1300万人です。団塊世代がこの後期高齢者になる頃には3500万人になると予想されます。65歳以上の要介護認定率は16.7%ですが、75歳以上になると50%ととなり介護を必要とするようになります。それと共に認知症は増え85歳以上の4人に1人が認知症になっています。それ位に認知症は誰にでも起こる可能性のある病気です。ある程度、病状が進むと到底家族だけでの介護は難しくなります。今、認知症対応のグループホームを始め小規模施設が増えています。その効果には素晴らしいものがあります。その証拠にグループホームの数は現在9437です。そこで蓄積、検証された成果は知識・治療・介護の進歩をもたらし世間の認知症観も変わって来ました。これまでの様な家族の介護が大変だから施設に預けるのではなく本人と家族の双方のQOLが良くなる最善の策と言う事が分かってきました。ぼけても大丈夫な社会の到来が期待されます。認知症介護はマンパワーが必要です。それに資金も必要です。介護保険制度創設時より認知症の要介護度認定は現実の介護の手間を反映していませんでした。それが問題にされ第2期事業改訂で少しは改善されましたが、介護保険制度改正では介護予防が導入されその部分はそれまでの視点とは違う方向に利用されてしまい介護度が現実を反映しない悪い癖は直されていません。認知症の知識と対応を熟知して審査会での大切な資料の認定調査と特記事項それに主治医意見書に書かれた認知症に係る情報を見落とす事無く、申請者の状況に合う適正な判定を行なう必要があります。
グループホームで育った花々。
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