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海の向こうにううみ
花粉から身を守るには?
<メガネ>
着用に違和感のない花粉症用メガネも販売されていますが、通常のメガネ使用だけでもメガネを使用していないときより眼に入る花粉量は減少します。実験では、通常のメガネでも、メガネを使用しない場合の約1/3に抑え、さらに防御カバー付きメガネでは、より花粉の侵入を減らすことができるとの報告があります。花粉が飛散している季節には、コンタクトレンズを使用している方は、コンタクトレンズによる刺激が花粉によるアレルギー性結膜炎を増幅するので、メガネに替えた方がいいと考えられています。
<服装>
一般的にウール製の衣類などは花粉が付着しやすく、花粉を屋内などに持ち込みやすいので、服装にも気をつけることが必要です。4時間放置した時の各種繊維に付着したスギ花粉数を見ると、繊維の種類や織り方によって、花粉の付着量が大きく異なることがわかります。花粉飛散季節中の外出時の服装はウールの衣類は避けたほうがよいでしょう。綿またはポリエステルなどの化学繊維のものには花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸い込む量を減らすことが期待されます。人間のからだで花粉が付着しやすいのは露出している頭と顔ですが、帽子をかぶることで頭への花粉の付着量を減らすことは可能です。
<うがい>
鼻の粘膜には線毛があり、粘膜の上の異物を輸送します。うがいは、のどに流れた花粉を除去するのに効果があります。外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。
<洗顔>
外出から帰ってきたら洗顔して花粉を落とすとよいでしょう。顔を洗うと、花粉症の症状が軽くなることがあります。しかし、時には眼や鼻のまわりについた花粉がそれぞれ侵入し、かえって症状が悪くなる場合がありますので、注意が必要です。症状がひどくなる場合があれば、専門医に相談してください。また、眼や鼻を洗う際には、水道水で洗うと粘膜を傷めることがありますので、生理食塩水と呼ばれる0.9%の食塩を溶かした蒸留水を使用するとよいでしょう。
<その他のいわゆる花粉症関連グッズ>
花粉症関連グッズとして様々なものがありますが、実際に花粉症の症状を改善する十分なデータは得られていません。
○ 薬物による予防法
薬物による予防法は、基本的には治療としての薬物療法と同じです。薬物を花 粉症の季節の前から予防的に服用し始める(初期療法)と、より効果的で、花粉症の治療期間も短くなります。完全な予防にはなりませんが、症状が出てから治療を始めるより効果的であることが報告されています。