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歴代最年長の69歳で合衆国大統領に就任し77歳で退任したレーガンはその4年後の1992年、アルツハイマー病と診断された。病は年を追うごとに前大統領の脳を破壊していき、彼は静かでプライベートな環境で余生を送ることを余儀なくされた。1994年11月5日、彼は国民にあてた手紙という形で、アルツハイマー病の病状を公表した。2001年に南カリフォルニアの自宅で転倒した際に腰を骨折してほとんど寝たきりとなってからは、彼の健康状態はさらに不安定になった。アルツハイマー病を受け入れその後の薬の使用や生活療法を選択し国民に公表して大統領経験者として誇りを失わなかった。患者にアルツハイマー病を告知し患者の誇りを重視し医療判断を行っていくやり方をナラティブ・ベイスド・メディスン(NBM)と言う。アルツハイマー病の告知とその後の支援のあり方を全世界に啓蒙した偉大な大統領でもあった。