でんさん
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/12 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

2007.12.23 16:59 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

優しさとは

「優しい言葉」など優しさとは何だろう。広辞苑では周囲や相手に気を使って控え目である。つつましい。とある。つまり相手を敬い、良く知り受け入れる事であろう。それを基本に責めない、叱らない、厭わない、拒絶しないを含む、言葉や行為であろう。認知症介護では尊厳を第1に優しさが基本である。

 

 

 

固定リンク

誰でも怒られたり、失敗を指摘されることが多いとだんだん自発性が低下して落ち込んで抑うつ状態となる。認知症の人も物忘れが起こっていても初期では仕事や家事などこれまでと同じように出来ないことには気付いている。これが積み重なると気分が滅入り抑うつ状態になる。さまざまな失敗が増えていく。これを周囲から指摘され、しかられたりすると抑うつ的になる。鹿児島では親や目上の人に失敗や旨く出来ないのをなじられたり叱られたりすると自発性が無くなる事を「がいばか」と言う。自発性の低下とうつ状態になっている認知症の人の介護では失敗を責めずその人の気持ちを受け入れて「大丈夫ですよ、皆もそんなことがあるのですよ」と優しく言って安心させる事が大切である。

 

 

固定リンク

2007.12.23 06:25 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

NBMとレーガン大統領

歴代最年長の69歳で合衆国大統領に就任し77歳で退任したレーガンはその4年後の1992年、アルツハイマー病と診断された。病は年を追うごとに前大統領の脳を破壊していき、彼は静かでプライベートな環境で余生を送ることを余儀なくされた。1994年11月5日、彼は国民にあてた手紙という形で、アルツハイマー病の病状を公表した。2001年に南カリフォルニアの自宅で転倒した際に腰を骨折してほとんど寝たきりとなってからは、彼の健康状態はさらに不安定になった。アルツハイマー病を受け入れその後の薬の使用や生活療法を選択し国民に公表して大統領経験者として誇りを失わなかった。患者にアルツハイマー病を告知し患者の誇りを重視し医療判断を行っていくやり方をナラティブ・ベイスド・メディスン(NBM)と言う。アルツハイマー病の告知とその後の支援のあり方を全世界に啓蒙した偉大な大統領でもあった。

 

固定リンク